現在解体修理中の奈良県の「唐招提寺金堂」がこの2009年11月に平成の大修理を終え、落慶予定だそうです。唐招提寺は、 天平宝字3年(759年)創建で、かの有名な鑑真ゆかりの寺です。また、今回修復された金堂は、奈良時代建立の寺院金堂としては現存唯一のものであるということです。
実は、この金堂の床(土間)は、「版築工法」で築造されています。
版築工法とは、土に石灰等を混ぜ人間が棒で突き固める工法で、古くは秦の始皇帝の作った「万里の長城」でも見られる超伝統的な工法です。
我々の「固まる土ビゼンソイル」の製造でのノウハウや腕(?)を見込んで、このネタとなる混合土の製作にオファーがありましたので、参加させていただくことができました。
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