スティーブ・ジョブズの名言の一つ。
「グラハム・ベルが、電話を発明するに先だって、市場調査をしたはずがない」
というのがあります。
新しい世界に飛び込む時、新しいチャレンジをするとき、我々は何がなんでも「根拠」を探そうとするものなのかもしれません。
でも、私が思うに
「根拠なんかない」
ことがほとんどだと思うのです。
もちろん、会社的、社会的には、綿密な市場調査に基づいて新規事業に打って出るのが定石でしょう。そのほうが、確かに間違いが少ない気がする。
でも、先ほどのベルの電話のように、「電話」そのものがない時代では、市場調査をしたとしても、有効な回答なんて得られるはずがないのです。
僕は、まあ、良くないことだと自分では思っているのですが、「感覚」でものを言ってしまうことがある。
「根拠を示せ」と言われて、困ったことが沢山ある。
でも、このジョブズの言葉で「ああ、それでもいいんだな」と思いました。
僕らは、いままでにない世界を求めている。
だから、根拠を無理矢理もとめても、市場調査をしても得られないものがあると思う。
根拠とは何か。
絶対的な真理ではなく、単に、他人と比べてどうか、世間一般の考えからしたらどうか、という相対的なものなのではないか????
もし、そういう意味でも根拠を求めるのであれば、僕はひょっとしたら、自分の人生を歩んでいないことになる
それは、、、うーん、僕のやりたいことではないかな。
そう思うのです。
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