僕はそもそも本が好きなんですが、社員から本をもらうようになるとは思っていませんでした。びっくりしました。
こういうの、何かいいですね。決して押し付けではなく、考え方の共有ができるじゃないですか。
その本のタイトルが、この「頂はどこにある?」です。
10年くらい前に、「チーズはどこにある?」という本がブームになりましたが、その作者の人の作品です。
今回の主人公は、「谷に住む」向上心のある若者、ということになっています。
若者は、自分の住む「谷」の世界とは違う「山」の世界があることは認識していた。
しかし、どちらかというと現状に満足しており、周囲も「山に登るなんてとんでもない、やめとけやめとけ」というような態度であった。
現状に疑問を持った時から、若者の旅が始まる。
その疑問とは、
・このままでいいのか?
・今は幸せかもしれないが、それは自分が本当に望んでいるものではないのではないか?
という漠然としたものであった。
決心し、足を傷つきながら山に登った若者は、そこで「幸せな成功者の象徴である」徳の高い老人と出会い色々な教えを受けるという内容です。
まあ、端的に言えば、「人生は山あり谷あり」ということですな。
自分は谷にいるのか、山にいるのか、それとも上り坂?下り坂?
社員がこれを読んでの僕に渡したメッセージは何だったんでしょうか。
これを読んで、社員と話をしました。が、具体的なところまでは行き着いていません。
結局、こうなんだろうな、と思うのは、
「山の上に登ることはできても、山の上にとどまっておく準備を十分にしておかなかったものは山の上に長くとどまることはできない」
つまり、
「山の上に居る」=「成功した状態を保つ」そのためには、基礎体力がいるということです。
僕の性格上の欠点からして「慢心」があります。あと詰めがあまいっていうこと。
7割がたゴールが見えると「もうめんどくせえ」ってなる。それだと、本当の頂に登ることはとても出来ないし、何かの援軍の力で上がっても、自分の力だと思って慢心してしまうと、すぐに滑り落ちてしまう。
基礎体力を鍛えたい。それは、自分の精神力です。
同時に、いろんな人の力でここまで出来ているということに感謝し、ご恩返しをしていくこと。
それは、社員にも対しても感謝ということですね。あせっても、自分の力で出来ることなんてたかが知れている。
特殊能力なんて持ってないんだから。
楽しみにしてました。
返信削除深い~~~~!!ですね。
最初のところでは、私も本購入して、読もうと思いましたが、あまりにすばらしい解説。
理解できました。ありがとうございます。
私も、自分で仕事をはじめたころ思ったことがあるんですが、人は、基本的に初めてのことは否定する。特に、自分以外の人間が新しいことをはじめようとすると、「やめとけ!失敗するから」と言われるけど、自分で経験したことない人のほうが、こういうこと言いますよね。
私は、あなたではないから失敗しません。・・・って心の中で思うようにしてました。
・・・でも、最近は出会う方が、皆さん大きすぎるようで、
「いいんじゃない?失敗してもいいからイケイケ!!」
といっていただけるのがうれしいです。
本の解説を読ませていただいて思い出しました(笑
なるほどっ^
返信削除一冊、本読まなくてよくなったっ~
・・・・いい社員さんではないですか~
社員を見れば、経営者が分かる・・・・
経営者を見れば、社員がわかる・・・・
素敵ですっ。
アカネ様
返信削除全ての人が、否定的な訳ではないとは思いますが、最初のフレーズで否定的に感じることはちょくちょくありますよね。
それは、決して悪いことではないんよ。道理が通っている場合が殆どだし。
それでもやれるかどうか。自分にそれだけの自信と根拠かあるか、思いがあるかどうかということだと思います。
スティーブ・ジョブズの言葉を思い出したなぁ
「自分自身の内なる声に耳を傾けよ」と・・・。
自分が何を望んでいるか、何をしたいかは潜在意識はとうの昔から知っている、ということだそうです。
致命的なことなんかには、最初からは絶対にならないんだから、自分の内なる声に従ってやればいい、とそう私は思います。
akihiro様
返信削除僕の解釈なんで、本の内容の一部分ですよ。
ペラッペラですぐ読めますんで。また読んでみてください。
僕とは違う見解をぜひぜひお聞きしたいっす〜。