結構、萌え系の表紙のこの本。ひょっとしたら手にしなかったのかもしれませんが、結構勉強になり、さらに感動する内容でした。
今、さかんに布教活動をしております(笑
~あらすじ~
ひょんなことから県下でも最弱の高校野球のマネージャーになってしまった女子高生が、野球部を甲子園に行かせたいという夢を抱いた。
しかし、どこか冷めている野球部の空気に気づく。
「所詮甲子園なんか無理でしょ?」と冷める監督、やる気がなく、練習にも来ない部員。
そんな野球部を強くするため、「野球のマネージャー」についての本だと思って買った本が、実はビジネス書の「マネジメント」だった。
ビジネスとは関係ないなぁと思って読んでみると、なんと非営利組織である野球部を強くする秘訣がそこに書かれていた。
という内容です。(あとは、ネタバレするので言わない)
ドラッカーは「マネジメントの最も重要な仕事は、顧客の創造である」と言っています。
顧客の創造、というとなにやら難しく感じますが、私の解釈は、「お客さんから価値を認めてもらう」ということだと思っています。
では、野球部のお客さんは誰か。それは、応援してくれる親、学校の生徒、何よりも野球部員そのものですね。
それを読んで、はっと気づかされるものがありました。
「自社の顧客は何か」
これを出発点にすべきなのだなぁと。
そして、その顧客が求めるものは、「感動」
しかし、この「顧客と顧客の求める価値」というものを意識することが、全てのマネジメントにつながるのかなぁと思います。その中に、従業員も自分も入っていなければならないな、と思います。
この本、気になってます。
返信削除今日ドラッガーの特集をクローズアップ現代でやるようですよ。糸井さんとかゲストだそうです。
えのやん様
返信削除NHKですね。みます!情報ありがとうございます。
今度、貸してください。
返信削除返しますから(笑