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岡山県津山市の建設業(山陽ロード工業)で、日々仕事をしております。
コンクリート補修工事・鋼構造物補修工事・区画線工事・ビゼンソイル販売・農作物(自然薯)の販売

2010年7月14日水曜日

この素晴らしき職人の世界

うちの会社にも職人はおるのです。
職人と聞くと、気難しそうなイメージがありますね。

しかし、我が社の社員はとても気さくなのです。

先日から「チャレンジ200日」という警察署が主催の無事故無違反200日運動がありますが、それに我が社からも4チーム(1チーム5人)参加しています。

そこで、気持ちを盛り上げようということで、2チーム合同で決起大会が行われたので、私もチーム員ではありませんが参加してきました。



こんな感じで、牛太(津山の焼き肉やさん)です。

やはりこういった会をやっておくのとやっておかないのとでは意識に違いがあると思うのです。

そこで出た話ですが、交通安全以外では。。。

ライン工事班のoobyashi君。

しかし、彼は良いキャラに育った。
最初はん〜という感じだったのですが!

ライン工事はただ単に、白線を引くだけ、と思っていらっしゃる方も多いでしょうが、さにあらず、いろいろなテクニックが含まれているのです。

ライン屋さんは、ニーダー車という車に搭載された釜の中で、白や黄色の材料を熱するのですが、その微妙な温度設定によって出てくる材料の固さが異なります。

実際に、ライン施工機でライン引きをする時、その気温や路面温度、引く人の力量などで固さを変えてやらなければ、よい曲線が手際よく書けないのです。

彼は、全ての要素を計算した上で、材料の固さを自在に調整できるという特技を持っております。これは、凄いことです。

実際にラインを引く人をアタッカーとすると、彼はゴールキーパーのような存在なのです。
つまり、全体を見渡し、ゲームメイキングをすることが出来る。

その彼が、「違う機械の運転もやってみたいけど、失敗が怖いからできなかった。失敗してもいいからやらしてもらえないか?」と。今回この席で言ってきました。

私は常々思うんです。

「挑戦してその結果、失敗して、仮に100万円損失が出たとしても、一生懸命挑戦したことは金の価値がある。むしろおつりがくる。だからどんどんやってほしい。その時にケツを拭くために営業マンや経営者がいる」

本当にそう思うんです。

そして、そう思ってくれる社員が育ってきていることにちょっと「うるっ」と来ましたね。

僕らがやっていることは、小さな小さなことかもしれない。

派手でもないし、それで会社が上場できるわけでもない。

でも、こういう成長こそ、金である!そう信じて我々中小企業はこれからも生きて行くのです。

日の丸をしょって。


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