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岡山県津山市の建設業(山陽ロード工業)で、日々仕事をしております。
コンクリート補修工事・鋼構造物補修工事・区画線工事・ビゼンソイル販売・農作物(自然薯)の販売

2009年12月29日火曜日

部下を信用する、ということ

今日も凡ミスでちょっと大変な思いをしました。

これは、指示の不徹底に原因があるものですが、チームリーダーが部下に対して確認しておくべきことを怠ったために起こったと言えるのです。

僕は基本的に、人は信用しないほうがいいと考えています。
というと、人間不信のように聞こえるかもしれませんが、さにあらず。

人間としては信用するが、その所作については完璧には信用しない、ということです。
だれだって、凡ミスをするのだなぁ、と思っています。

野球にたとえれば、内野への飛球を「取りこぼすはずがない」と思っていても、そこは人間ですから、エラーが発生するのです。

全幅の信頼を置きすぎると、その球を拾えないことがありうる。

取りこぼす可能性も考えながら、密かにカバーにまわる。これがプロのマネージャーの仕事なのだと思います。「密かに」っていうのが重要と思います。
他人の功績はこれを奪わず、何事もなければ泰然としておくべきなのであろう、と。

孫子いわく、「真のプロフェッショナルは、常に無名である」と。
ミスの全責任は、常に僕にあるのですから、無名でよいのです。

それから、声を掛け合う。これが重要なんですよね。密かに、というのと相反するようですが。

2009年12月25日金曜日

プレゼンテーション

11月の東京ビッグサイトで、テレビカメラを前に1分間プレゼンをした時の映像が送られてきました。
照明にでっかいテレビカメラ、それに美人の方にマイクを出されると、それだけで緊張しましたねー。

結構テンパッてたので、見るのが恥ずかしいですね。

しかし、勇気を出して見てみました。

やっぱり、「えー、あのー、そのー」とか、「~のほう」とかの禁止ワードを連発。
かなり、やっベー、テンパってる。って感じです。

早口になるし。まあ、これは1分間という時間を区切られたせいでもあるのだけれど、伝わらなかったらいいたいことを詰め込んでも意味がないですもんね。

しかし、これは苦手だから、というよりも、あんまり経験ないからだと思うのです・・・。

思えば、最初に営業を始めたときも、お客さんのところで緊張して手が(口も)震えました。でも、それに慣れてくると、自分の中でその緊張を乗りこなすことができるようになる。
緊張が心地よくなってくるのが自分でわかると、それを踏み台にして、もっと調子にのることができるんです。

まあ、カメラが苦手だっていうのは、「相手の反応を見て、それにあわせて声のトーンや話す内容を変えていく」っていうことができないからなんでしょうね。

実は、笑えるんですけど前は留守電に吹き込むのも苦手だったくらい。

今後は、「限られた時間の中で不特定多数にしゃべる」ということをテーマに練習します!

とにかく、改善点が見つかったので、あとはやるのみです。

2009年12月8日火曜日

セレンディピティ

今日、私の横浜の経営の恩師である、落合先生から電話がかかってきました。
この人はスゴイ人なのです。困っている経営者のもとに現れて、さっと立て直しては去っていく・・・。
私からすれば、スーパーマンのような方ですね。

そんなスゴイ人が、私なんぞのことをいつも気にかけていただいて、ありがたいのです。

先生にはいつも、勇気づけられていますが、今日は、すごくいい言葉をお聞きしました。

それが冒頭の「セレンディピティ」という言葉です。


やりとり。


先生「セレンディピディっていう言葉を知ってるか?」

私「せ、せれんでぃーちん」っすか?なんすかそれ?」

先生「バカ、セレンディピディだよ。」



3回聞いて、やっと聞き取れました・・・。

ていうか、全然聞いたこともありませんでした。
平たく説明していただくと、「偶然から幸運を呼び寄せる能力」ということのようなのですが。


「セレンディップの三人の王子」という童話が語源になっているそうなのです・・・。

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あるところ(昔のスリランカ)に三人の王子がいました。
その王子たちが旅に出ました。
その旅の途中には、いろんな困難や意外な出来事と遭遇するのですが、三人は持ち前の聡明さによって、彼らがもともと探していなかった何かを発見していく、という話です。

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それを、イギリスの小説家のウォルポールという人が「セレンティピディ」という造語にしたっていうことみたいです。この人にも逸話があって、探しているものが、欲しいなあと思っているうちに見つかる、という人だったみたいです。

さあ、これを「単に運が良かった」とのみ考えるか。

落合先生によれば、

「準備した人にしか、幸せは近づかない」

のだそうです。

求めよ、さらば与えられん。ということだな、と思います。

・自分はどんなものになりたいか。
・社会に対してどのように恩返しをしていくか。
・その活動を成就させるためには、何が必要か。

このことについて、しっかりとしたビジョンと考えを持った人間だけが自分の望んだ幸運を引き寄せる、ということなんですね。

勉強になりまする。

2009年12月4日金曜日

ミィーティングで生まれるもの。

昨日は、ISOの更新審査日でした。
例年何かとあるのですが、今年は順調に進み、他社と比べて、取り組みが優れている、というような評価をいただきました。

またさらに進化/深化して行かないといけませんね。

その後、工事部門のミィーティングがあったので、出席しました。
うちの若手のスタッフ

工事のミィーティングというと、昔は「予定と結果の報告」に終止していたのですが、最近は自発的に変わってきています。

それは、議論をする、ということ。

今日は、「工事の仕方」について、若手の班長がミスをした、ということですが、

ミスが発生にしたのなら、何で発生したのか、なぜこういう結果が生まれのか?ということを突き詰めれば、「こうやればできる」という根本的な問題にたどり着くことができる、と思うからです。

トヨタでは、「なぜ」を5回繰り返せば、物事の根本にたどり着くことができる、と言っています。だから、それを引き出すためのブレインストーミングなんです。

対処療法(ミスをしないように気をつけなさい!!)では、臭いものにふたをするようなやり方しかないので。

だから、「結果報告会」であってはいかんのです。

やはり、全ての原因は、「相手の気持ちに立つ」こと。

全ては、お客さん目線なんです。相手側から立ってみて見れば、大抵のことは解決するはずだと思うからです。

心を添えて、というのはそういうことかなって思います。

昨日のミィーティングでは、そこまでたどり着くことができました。

僕は、今回は何も言ってないですよ??

すばらしくなってきています。



2009年12月3日木曜日

建設不況?

「?」っていうより、完全にそうですね。

新聞によると、10月は大手は軒並み40%も売り上げを落としているそうです・・・。
うちは良く健闘しているほうか、な?

事業仕分け。ガソリン税。鳩山不況。

逆風がびゅうびゅう吹いております。

この逆風の中で生き残るためにはどうしたらいいか?

人のせい、世の中のせいではない。
自分の経営の責任は自分でとるしかないのです。

やらなかった、手を打たなかった、ということに全ての責任がある。
安逸に溺れてはならない。

事業ドメインを絞る、新規事業へのシフトを行う。

でも、それだけでは足らない。

売り上げを求めるばかりではなく、この期に中身をしっかり見なおさないとならない。

まだまだやることがいっぱいあって楽しいです。

2009年12月1日火曜日

PCじごく

スタッフのPCの導入と設定は僕がだいたいやってます。

WIN7が出て1ヶ月くらい立ちますが、未だにWIN2000のPCがあるのです。
触ってみたら、動きも厳しいし、モニターも赤っぽくなってる。
これでは、仕事の効率が悪いし、気持ちよく仕事をしていただけないんで、まとめて新規に購入。今日は4台並べて、一気に設定をしました。

必要なインストールソフトの多いこと多いこと。

PCは好きだけど、1日中、これだけやってると頭が痛くなってくる。テクノストレスとはこのことか。
昨日は、営業所のPCが壊れたので、再設定に3時間はかかった。

実は今、建設業は、PCまみれになってる。役所が電子納品・電子入札を押し進めた結果だけど。ひょっとすると、ちょっとしたIT企業くらいには台数だけはあるかもしれない。

工事現場が立ち上がると、現場ハウスの構築をすると同時に、まずネット環境の構築をするようになって久しいです。
電話線なんかいらない。ネット環境とPCさえあれば、今では、どこでも現場事務所になりえます。

だけど、その分だけ、本当に重要なもの〜工事の品質や、職人の思いみたいなものが置き忘れられてる気がします。
大事なのは、現場であって、書類じゃないだろといいたい。が、それもお客さま=役所の要望だから仕方ないか、と思いながら。

それでも、社会のインフラを工事の技術力で守っているんだぞ、という気概は持ってもらいたいのです。

だから、スタッフにはPCをつつくよりも現場で力を出してもらいたい。そのためにも、少しでも社内のPCに余計な時間を使ってほしくないと思います。