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岡山県津山市の建設業(山陽ロード工業)で、日々仕事をしております。
コンクリート補修工事・鋼構造物補修工事・区画線工事・ビゼンソイル販売・農作物(自然薯)の販売

2010年5月31日月曜日

政治不在の日本経済

昔は、政治の動向と経済はカップリングしていたけど、現在はそうでもないそうな。
1週間前、日経平均は大きく下げましたが、普天間基地を巡っての政府の対応・社民党の離脱を含めて政治が空転。

ふつうならここで、さらに「下げ」となるはずが、なんと上げているという。

政治不信を通り越して、「政治不在」、あえてもっと言えば、期待せず、の時代に入ったのかもしれない。
そういえば、日経新聞に書かれていた記事が予想通りとは言え、ちょっとショック。

日本企業はすでに、海外で作った製品を日本を経ずして海外にそのまま売る、という時代になっている、とのこと。

うーーん。

日本人はこれからどうやって食べていくつもりなんでしょうか。

そこでiPad。

こういう胸躍らせるような製品は、日本では出てこないんですかね。
二つ折れで、片一方の液晶が疑似キーボードにも表示画面にもなる、というような製品を作れば、かなり「トガった」製品になると思う。

SONYあたりが、昔はそういう「トガった」製品を出していた会社と聞きますが、今は隔世の感。
時代は変わりますね。

昔なら、こういう音楽製品とかは日本製じゃないと買う気がしなくて、パソコンですら10年ほど前は海外製のものはイコール粗悪、というイメージだった。

人間の感覚なんて、そんなものかもしれませんね。
とすれば、これから先、まだまだ日本にも勝機=商機があるか。

僕らがなんとかすれば・・・あるいは。

2010年5月30日日曜日

先週の龍馬伝の名台詞 ・・・第21話「故郷の友よ」より

ベタかもしれないが、先日の大河ドラマ「龍馬伝」から、岩崎弥太郎の台詞。

「本当のおまけは物ではなく、人の心じゃと今日知ったけぇ」


仕入れた木材が全く売れなくて、鳥かごとか要らないものをオマケとしてつけようとしたが、断られる。
そこで、相手が本当にして欲しいこと=「買ってもらったらその材木で家を直すこと」を提案し、やっと初めて商売が成り立つ。

僕も、考案した商品が長い間、売れなくて悩んだ時期があるので、このあたりのドラマは非常に見につまされますね。

ベタな台詞だけど、すぐに忘れてしまうこの基本にもどらなくてはならないと思います。

さて、次回はどんな名台詞が出てきますかね。

2010年5月24日月曜日

傍でみるほど

去年から、なんか雨が多いなぁと思ってます。
去年は、そのおかげで日照が不足し、自然薯が不作。

ことしはある程度対策したものの、大丈夫かなぁと。
農業と建設業は、天気商売です。ほんまに。

このまま梅雨になりそうな勢いですが、そうならないように祈りつつ。
んで、雨に似合う曲をひとつ。

The Guess Who - Undun
カッコイイ。


バラバラと雨がフロントガラスに落ちる車内でメランコリーな気分に浸ってくだされ。


2010年5月23日日曜日

「新規構造物」のコンクリート補修というお仕事

いつも本業とはあんまり関係ないことを書いています。
なので、何屋さん?と聞かれることもあるので、本業のことも少し書いてみます。


「自動低圧樹脂注入工法」を行っています。
これは輪ゴムとシリンダーを使って微細なクラックの中に、「低圧」でボンドを注入していく、という工法。


実はこのコンクリート構造物は、「新品」なんです。
新品にひび割れ?と聞くと、施工不良を連想しますが、そうとばかりではないんです。

時期だとか、気温湿度の影響によってコンクリート構造物は、非常にひび割れ(クラック)を発生させやすくなりますが、ほっておくと、そこから雨水が浸入して中の鉄筋が錆びて膨張してしまうんです。

だから、新品でも補修する必要があるんですね。
そのような時に僕たちの出番があります。

が、僕はそこまで技術的に詳しくないんで、詳しくは本物のプロの専門家である我が社の「コンクリート診断士」、宮崎、大原に聞いてくださいね、(笑

現在、日本国内では新規の事業はかなりストップがかけられている状態。
ひょっとしたら、海外にも「新規構造物」の補修事業を行う素地があるかもしれない・・・そう思います。

我が社はこの分野で、かなり技術力を持っているので、十分戦えると思います。が、問題は人の数の問題と、それを社員が望むかどうか、ですな。

人間は、肌で感じ、感じることができれば動き出す。
肌で感じることができるようにするのが経営者の役割かもしれません。

津山の町作りでやりたいこと

倉吉に行ってきました。
うちの現場の視察をかねてなのですが、昼の時間に倉吉の白壁地区を見に行ってきました。

10年くらい前にこの地区には行ったことがあるのですが、噂どおり、「結構変革している!」というイメージを持ちました。


レトロ。こういう、ちょっとしたものが洒落ている町ってよいと思います。

白壁の町並み。保存度は高いと思います。しかし、津山も負けてません。



僕は、「変革」というのは、物理的に変わった、ということだけを指していうのではなく、「意識が変わった」「視点が変わった」ということを指しても云うべきであると思います。
お金が儲かるかどうかは、その後についてくると思うのです。

視点が変わる、ということは、「古いもの=良くないもの」だというイメージではなく古いものこそ、感性を刺激されて、良いものである、と活かしていく発想に変わる、ということです。

行政が何もしてくれんから、とか、文句をいうだけでは何も始まらない。だから、一歩でも二歩でも自分で先駆けて何かをやってみるしかないと思うのです。でも、それには、仲間作りがいると思う。


その日の夕方から。

津山ホルモンうどんを全国のB級グルメのスターダムに押し上げた鈴木養蜂場の鈴木代表、リトファンロールの寄木さん、多湖酒造さん、アンジェの山本社長たちと飲む。

この人は、津山のことやスタッフのことをすごく大事に考えて動いている人だな~ということを改めて実感。しかも、行動力が生半可じゃぁない。

そろそろ、僕も動こう。

まずは、忍者と、籠かきと、武士だな。これならお金もかからない。→すでに倉吉はやっています。

しかし、「何のために」やるのか、ということを明確にしておかないと単発の変な人で終わってしまうので、そこは慎重にやらなければ。

みなさんと協議して決めたいと思うのです。

2010年5月20日木曜日

「黒船」=変革を迫るもの は、海を越えてやってくる

「電子書籍」が話題になってます。
僕は、iPadでしたいことの一番は、やはりこの電子書籍なんです。

読むだけじゃなくて、出版も。やってみたい、と思います。
それが、今回アメリカから「黒船」としてやってくる「iPad」では、自然な方法で可能になる。

「人間というものは、なかなか変われない」、とはよく言われます。
建設業もしかり。
しかし、出版業界も旧態依然としており、なかなか変われないようです。

もちろん、変わることは怖い。リスクを伴う。
お金や資産が失われる可能性がある。
ほとんど大多数の人が「変わりたくない」と思われるのは当然と思います。

しかし、アメリカから「黒船」がやってきている以上、それに対抗して変革しなければならないと思うのです。

変革にこそチャンスがある。

そう僕は考えます。
でもそれは僕が「勝ち組」ではなかったからかもしれない。

さて、建設業界をどう変えるか。
アメリカから来るのか?

いや、日本には僕がいるので。
これから、乞うご期待ですわ。

2010年5月15日土曜日

iPadを予約。

ついに、悩んだ挙句、アップルより5月28日に日本で発売される、iPadを予約してしまいました。
しかし、3Gか、無線LAN版かを意思決定するのに数日要したため、6月7日に届くようです。

スペックは、32GBのWiFi版。

津山でも、発売日に手にする人いるのかなぁ。
あー、しかし、また持ち物が増える??

実は、今回アイパッドがほしかったのは、本を持ち歩く量を減らしたかったからなんです。
それと、書類。

書類は基本的には、クラウド上に保存していて、それをPCで取り出すスタイルを提唱しているけど、司会をしたり、何か皆さんの前でしゃべるときに、PCをもって出るのはかなり違和感があることに気づく。(早く気づけよ笑)

それならば、「紙」により近い、iPadをもってしゃべる、というスタイルをやってみようかと。
重要な仕事は、PCでやればいいし。

すべて統合するのは、現状では難しいかもしれないので。

届いたら、またレビューします。



下のYoutube動画。
津山弁(広島弁)でiPadを紹介している。
かなり秀逸。というか、腹痛い。。。。。。。。。。




2010年5月10日月曜日

建設業の顧客の定義

山陽ロード工業 5月度安全訓練より。


県のOBの技術部長に、「完成工事検査の心得」を教授してもらう。

当社の顧客は、最終ユーザーである「道路を使う人」を含めた県の方であるから、その人たちに満足してもらうのは、重要なことなのです。

ドラッカー 「顧客の定義」

顧客は誰か?という問いを自らに課すことで、経営の最重要項目が見えてくる。
つまり、当社の顧客が役所の方なのであれば、それを満足させることを追求するのべき。

そのために、顧客目線で「どうやったら喜んでもらう工事ができるか」これを教授していただきました。

また、今回は、メンテ事業部に担当による安全訓練の実施でした。

メンテ防災事業部の川越による、各現場の安全パトロール状況の説明。

いいですね。安全は何にも代えがたい。
また、どうすれば安全に効率的に作業できるか?と自らに問うてみるのも脳が活性化します。

2010年5月9日日曜日

アップルiPadと孫さん

iPad(あいぱっど)に見る、ソフトバンク孫社長の戦略にシビれる。

ついに発売決定しましたね!(5月28日)
しかも、SIMロックでソフトバンクからとは。

すごいわ。ソフトバンク。DOCOMOのような大企業を完全に出し抜いて一人勝ちですな。
何がすごいって、発表までまったくまったくまったく、そんなそぶりさえ見せなかったこと。

逆にソフトバンクが色気がないわけは無いので「何か裏で動いてるんだろうなぁ、、、」とも思ってましたが。
あまりにも情報が出なさ過ぎた。ネットで探っても探っても出てこなかったもん。

対照的に、DOCOMOの社長は「iPadぜひやりたい!」と会見でもかなり意欲的だったにもかかわらず、だ。

孫子(中国古代の兵法家)いわく。

「善く守る者は、九地の下にかくれ、善く攻むる者は九天の下に動く。」

要するに、こちらの態勢が整うまでは極秘裏に物事を進め、「勝てる!」と勝算が整ったときには一気に攻める。

そして、すべてが明らかになった時には、すべて決まっている。
ということなのでしょう。

僕はこれで、大企業と、ベンチャーの恐ろしいほどまでの違いを見ましたな。
キャッシュフローだけでははかれない。

まあ、僕の戦略はというと、そこまで徹底した情報統制はなくて、やりたいことを「ちょっとだけ宣伝して」前フリしとく、という小物の戦術しかとれませんが・・・。


何はともあれ、欲しいなぁ~。

2010年5月7日金曜日

経営者のおしごと。

ある会社の後継者の話。「社員がすべて帰るまで自分の仕事をしない。会社の時間は社員との情報共有に注力する」にシビれる。


うーん。


経営者とは、ストイックかつマニアックな存在なのだなぁ。ふつうの人には理解しがたいだろう。


生活と仕事が同化してないとできないぞ。ライフワークバランス、どころじゃない。


ライフワークバランスとは、一日を100とすれば、生活60:仕事40くらいでしょう。


しかsし、これを達成するにはそれどころじゃないな。
生活50:仕事250くらいか。


そこまでやらないと、この時代は生き残っていけないかもしれない。


夢の中でも仕事をするのが経営者。意外と夢の中で解決することもあるから不思議なんだよなぁ。

2010年5月6日木曜日

津山ツイッター研究会発足

今日は津山の経営に関わる人たち(互敬塾)の間で密かにはやっている、「ツイッター」なるものの勉強会を行いました。津山ではまだまだ、やってる人が少ないみたいなんです。

僕も少しやってるけど、人に教えられるほどじゃないと思っていたけど、それよりも、寄木さんが「よーわからん!」ということから、勉強会なぞやってみようかと。

結果、大盛り上がりでした。
楽しかったです。

結果的には全然関係ないことを話したりして。
やってる最中に、ロンドンの人からツイッターで、「津山のツイッター勉強会参加したい~」なぞというツイートが入ってきたりして、世界も狭くなったな、と。

そう、もはや、津山も岡山もないのです。

グローバル。

これに照準を・・・あわせたい。
が、まだそこまで行かない。
早くいきたい。

2010年5月1日土曜日

社内インフラと従業員満足

働く人の満足度を上げ過ぎるのも問題だと思うが、やはり必要だと思うのです。

インフラの話。

我が社の従業員トイレは長らく和風でしたが、この期に男子トイレ、女子トイレとも洋風ウォシュレットに改装しました。

これがお金になるか、といえば、はっきり言ってならないでしょう。
でも、「気持ちよく」仕事ができるのであれば、良い方向に向かうと思うのです。

この「気持ちよく」とは、決して怠けるとか、そういう意味ではありません。
適度な緊張感の連鎖が起こるような、それが気持ちよく感じるような会社にすることが目標です。

PCの速度についても、同じです。

我が社のPC環境改革については、またの機会に述べることとします。

さて、このトイレ工事ですが、
いろんな勉強会の学習仲間でもある、(有)松永建材店の松永さんに工事を依頼しました。

ブログはこちら

この松永さんは、細かいところまで目の行き届くサービスで、非常に気持ちの良い対応をしてくれます。地域の建材店・工務店のあり方を考えさせてくれる。

そんな人なのです。
また、非常に顔が広く、良い人はみんなこの人が知っていて、つなげてくれる。
ハブ空港のような人なんです。
感謝です。