自己紹介

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岡山県津山市の建設業(山陽ロード工業)で、日々仕事をしております。
コンクリート補修工事・鋼構造物補修工事・区画線工事・ビゼンソイル販売・農作物(自然薯)の販売

2010年12月7日火曜日

グラハム・ベルは市場調査をしたか

スティーブ・ジョブズの名言の一つ。

「グラハム・ベルが、電話を発明するに先だって、市場調査をしたはずがない」

というのがあります。


新しい世界に飛び込む時、新しいチャレンジをするとき、我々は何がなんでも「根拠」を探そうとするものなのかもしれません。

でも、私が思うに

「根拠なんかない」

ことがほとんどだと思うのです。

もちろん、会社的、社会的には、綿密な市場調査に基づいて新規事業に打って出るのが定石でしょう。そのほうが、確かに間違いが少ない気がする。

でも、先ほどのベルの電話のように、「電話」そのものがない時代では、市場調査をしたとしても、有効な回答なんて得られるはずがないのです。

僕は、まあ、良くないことだと自分では思っているのですが、「感覚」でものを言ってしまうことがある。

「根拠を示せ」と言われて、困ったことが沢山ある。

でも、このジョブズの言葉で「ああ、それでもいいんだな」と思いました。

僕らは、いままでにない世界を求めている。
だから、根拠を無理矢理もとめても、市場調査をしても得られないものがあると思う。

根拠とは何か。

絶対的な真理ではなく、単に、他人と比べてどうか、世間一般の考えからしたらどうか、という相対的なものなのではないか????

もし、そういう意味でも根拠を求めるのであれば、僕はひょっとしたら、自分の人生を歩んでいないことになる

それは、、、うーん、僕のやりたいことではないかな。

そう思うのです。

2010年12月4日土曜日

不可能と思われることでも

やってみたら、不可能だと言われていることでも、意外と出来たりしませんか?
僕はそんな経験を何度もしました。

明日も、同じような話があるのですが、結構、難しい社長の方で、なかなか僕たちの話は聞き届けていただけない、という前評判でした、

しかし、ダメ元でお話したら、OKをいただけました。その社長様にお会いしに行きます。

怖いっすよね。難しい人だ、とか聞いていたら。

僕だって、いやですよ。

でも、そういう人ほど、こちらの誠意を見せれば、仲良くなることだってあるし、つながりは深くなることもあると思うのです。

そういうつながりを大事にしたいと思います。

裏表がないように、本音で、人と向き合いたいと思います。

本音で話しましょうよ。

僕はいつだって、本音のつもりです。

でも、探ることもあるかな?
シールドで自分が傷つかないように守ることもあるかもしれないけど、それはそれとして。

利益はもちろん必要です。

でも、それを後生大事にするよりも、利益があとからついてくることも世の中、あると思います。

だから、本音。

これを
大事にしたいと思います。

2010年12月3日金曜日

思わにゃーならん

そして、実行しなければならんのです。

いつまでに??どうやって?

これが重要であります。

今すぐできることは何か。
今できないなら、いつできるのか。

これらを明確にしなければならない。
しかし、それよりも先に、まず、「できると思うことからはじまる」

できないと思えばできないのです。

どんな自分になりたいのか?
どんな人生を送りたいのか?
自分にとって価値あることとは何か?

僕も折りにふれて考えます。

生まれたからには、感動できるおもしろい人生を生きたいと思います。
そして、仕事の活動の中から人を感動させたり、幸せにできたら、これに過ぎることはない。

2010年12月1日水曜日

人の悪い面を見るのではなく

人の悪い面ばかり見ると、そこばかり気になって、終いには自分にまで悪い影響を与えてしまう。
そして、悪い影響を受けたのは他人のせいだと、さらに変な方向に行ってしまうと思います。

そういうスパイラルに陥ると、もう良くなることはありません。

だから、一義的には自分の精神安定のため、
二義的には、周りの人を良くするために、

人の良いところをピックアップして、その部分を認めて、褒めて、もっと良くなるようにして頂けるように支援すべきと思います。




-- 自分のiPhoneから

場所:横浜市,日本

2010年11月23日火曜日

自然薯ラジオと、作州とろろ研究会のアドレス

FMおかやまにて、我が「作州とろろ研究会」 会長の本山君が生出演されました。
結構反響があったのですが、肝心の作州とろろ研究会のHPが「検索しても出てこない」というお問い合わせが多いので、こちらでご紹介しておきます。

http://jinenjyo-tororo.com/index.html

しかし!本日時点では、まだ自然薯が購入できるようになっていません。
申し訳ございませんが近日中(11月25~26日)にはカートにてインターネット購入が可能になります。

誠に勝手なことばかり申し上げますが、それまでしばらくお待ちください。

ただいま、鋭意準備を進めております。

なお、作州とろろ研究会の自然薯に関しては、そろそろ出荷の時期を迎えております。
今年はできがよく、大変喜んでいただけるものと、本山紘司ともども考えております。

ご期待ください!





2010年11月22日月曜日

ストレートな想いはいつの時代もベタ

ストレートな想いは詩的に美しいものとなるよりも、ベタベタなものとなる。

「我が胸の 燃ゆる思いにくらぶれば 煙は薄し 桜島山」
(平野国臣)

「平野国臣」は、福岡藩出身の幕末の思想家です。
西郷隆盛が錦江湾で入水したとき、懸命に救命したことで有名です。

歌人としても有名ですが、上の和歌はどっちかといえば詩的というよりも、アツイ想いをストレートに表現したものですな。

詩的にどうか、といわれれば、雅でもないし、ひねってもない。
どっちかといえば、べたべたな感じが・・・。

しかし、人間というものはこういう言葉を吐く時、たぶん言葉をストレートに出すようになるんでしょうね。

僕も最近よく鹿児島に行きます。
その時には、かならず桜島を眺めます。

何カ所か桜島のビューポイントがあるのですが、その中でも東郷平八郎の像の前などでは、やはり平野国臣のような雄大な気持ちになります。

でも、噴火後の桜島は結構なもんですよ。
それと比べて自分の心境を表現した平野国臣はやはりたいしたもんだと想うのです。

2010年11月19日金曜日

成長戦略

日経平均がいつのまにやら、1万円を超えていましたね。

あら、あら、という感じ。

その割に、円高は止まらない。
ということは、ドルの一人負け?

やっぱり、アメリカ経済の弱体化を表しているんでしょうか?

では、日本経済は強い?

経済が強いということは、企業が強いということ。
企業が強いということは、経営者が強いということ。
経営者が強いということは、社員が強いということ。

全部、リンクしていると思うのです。

しかるに??

体質強化も現在における企業の目的の一つでありましょう。
しかし、体質強化だけでは、新しい変化の時代を切り開けないと思うのです。

新しい時代や海原の向こうに向かって未来を切り開いていく人材を育てていくこと(ともに成長していくこと)が欠かせないと思います。

これは国家についても言えることです。

成長戦略とは何か。

国家100年の大計がなければならない。と僭越ながら思います。

それは、「希望」や「未来への展望」に他ならない。

2010年11月16日火曜日

ただ一人の目の前のお客様を・・・

経営の醍醐味とは、経営することによって感動できることである。

最近そう思うのです。

先日、感動的な出来事を目の当たりにしました。


これを書いてしまうと、あまりに陳腐になってしまうので、ここで紹介することは差し控えたいと思います。
しかし、あまりにさわやかな出来事でした。


ランチェスターでもない、
ポーターでもない、
孫子でもない。

競争とは、誰としている??
お客様は、競争なんて関係ないんですよね。

ただ一人の目の前のお客様のために、何ができるのか

これが最高の仕事なのだと思います。

そしてそれができるスタッフに、スタッフ自ら、なってもらうこと。

これができれば、経営者はその姿を通じて感動することができる。

Bto役所、もしくは、BtoBの我々に何ができるのか????

それを今後落とし込んで、社員とともに成長して行きたいと改めて思います。

2010年10月24日日曜日

熱い、アツい連中と・・・

名古屋にて、東中国互敬塾&東海互敬塾&関塾津山の合同勉強会を開催しました。

この人たちもアツかった。

会社も熱いし、人間としても熱いのです。
人柄で経営は決まる。

というのを改めて実感。




しかし、サンポーコーポレーションさんのサンクスカードやデイリークレドは圧巻でした。
トップのほうで理念(クレド)を言うだけじゃなくて、それをアルバイトさんにも浸透させるのは並大抵ではないと思うのです。

上から、下への圧力ではなく、下から上への上方変化、なのです。

うちもできないはずはないのだが・・・・。

それができないのは、僕の中での障壁がまだまだあるからなんでしょうな。
やるでよ。

ソファのエヌワイ工業さんもすごかった。

会社をみて、スタッフをみて、社長の話で感動できる。

経営とは感動なのでしょうな!



しかし、懇親会での「numaマシーン」

笑わせてもらいました。ありがとう!(笑)

2010年10月22日金曜日

羽田国際線拡張と、地方の国際化

中国の台頭はすさまじい。国家レベルでの国際化が。

歴史を考えても、鎖国していた「清」の時代を超えてしまっていると思います。
僕の感覚なんで違うかもしれませんが、国際化の加減で考えると、明か、唐っぽい。

まあ、これはこのへんで。

しかし、まあ、東京に来ると、中国語しか聞こえないんじゃないか、というくらい。
ちょっと前は、ここまではなかった!
これだけ政治と政治が冷え込んでいることを考えると、この民間レベルでの交流はとどまることを知らない、といえるでしょう。

やはり、じっと地方に閉じこもっていたでのは、それを肌で感じることはできない。
テレビでは報道しない、「空気」を知るには実地が一番だと思います。

これから、羽田空港に向かって、津山に帰ります。

僕の国内移動には一切影響しませんが、今日から羽田では新たな国際線ターミナルをオープンします。

海外に行くのがすごく楽になりそうな予感。

岡山空港から、羽田に飛んで1時間ちょっと。
そこから各国の主要な空港にアクセスできれば、岡山から海外進出するのが便利になります。

例えば、タイに行こうとすると、車か電車で関空まで行って、そこからバンコクへ。

これは大変にロスが大きいし、めんどくさい。

だから、羽田からそのまま海外に行けるのは障壁が無くなります。
つまり、「地方のほうが発展する」
ということができます。

さらに、うれしいニュースが。

成田も、羽田に対抗して地方便を増発。
さらに、岡山空港からの路線便も計画にあがっているそうな。

そうすれば、もっと選択が増えますね。

海外に気軽ぅ~に行ける気がします。

しかし、僕の中で、関空の存在感が落ちていっているのも確か。
岡山ー関空直行便はあり得ないしなぁ。

2010年10月21日木曜日

社員のチカラ

尊敬する経営者のchanaki様の社員の方と触れ合うチャンスを得ました。


写真と本文はちょっとしか関係ありません (笑)

で、この会社はすげぇな、と。
自発性がすごい。

話した社員が貪欲な成長意欲をもっている!多分、そんな会社は珍しい。

また、感謝を持っているんですよね。普通、バリバリ、イケイケの会社は、感謝とか、お陰で、ということを忘れてがちだと思うんですよ。

いや、必ずそうなるということではなく、油断すると、人間は誰でもそうなりがち、だということと思います。

そうならないようにされている、ということは、やはり、トップである、chanaki様の想いなのでしょう。

最近、思うのは、熱ければよいというものではないのかな、と。

想いを伝えなければならんのです。

その手法が冷静なように自分では感じても、熱すぎてつたわらないよりは、よいと思うのです。


大変、勉強になりました。







-- 自分のiPhoneから

2010年10月20日水曜日

未来を見通す目

羽田です。
ガンダム×ANA(機体にガンダムの絵が。わかります?)

最近、西方面に行くことが多かったので、久々に羽田へ。
今回のメインは、国際展示場へ。

古いことを守りながら、新しいことへ変革していきたいと思うのです。


冒頭のタイトルですが、

未来を見通すには、「はるか先のほうを見る」、ということと、同時に「目の前のことを見ること」の両方が必要だと、教えていただきました。

弊社の創業以来の仕事である「ライン工事」ですが、これを上手に引くためには、だいぶ先の道路の線形がどうなっているかと確認しながら、同時に手元の施工機械の先端がどこを向いているのかを目視してコントロールしなければならないのです。

これは、簡単そうだが、結構難しい。

視線が頻繁に変わる。

ベテランであれば、これが出来るが、若いスタッフではその習得がなかなか困難なのです。

でも、よく考えたら、これは人生全般に当てはまるのではないかと。
だから、そのような視点で物事を進めていかないとならないのです。

自分の足下ばかり見ていたら、どうなるのか。
全体がわからないので、予測可能なことを予測できなかったりする。

全体の流れがある程度見えていれば、「突発的な」問題にも冷静に対処できる。
ふらついたラインを描かずに、歩くことができると思う。

この前、尊敬する経営者のちゃんあき様と一緒に参加させていただいた、日本道経会のセミナーでも同じようなことをお教えいただきました。

企業の「企」は、ひさしの上から先を見ようとしている姿だと。
同時に、危険の「危」は、足下をのぞきこんでいる姿の象形だと。

世の中の線形、いや、大勢を見たい。
そして、それにある程度は乗っていきたいと思います。(迎合ではなく。)

だから、僕は今日、ここにいる(東京)と思うのです。
でも、目の前の仕事も大切に、もういちど、既存技術を磨きたいと思うのです。

それを同時にやる。それができなければならないのです。

2010年10月14日木曜日

人間であれば、ミスはある

凡ミスというのは、必ずあるが、それを許せる社会でないとならない、と思うのです。

相手のミスを望んだり、エラーで一喜一憂するのはやはり、システム上の欠陥ではないかと思います。

そうではなく、技術など、人の役に立つかどうか、という有益性の部分で勝負したいと思います。

2010年10月8日金曜日

安定よりも不安定のほうが望ましい

安定しすぎると、慢心がおこります。
これは真理ではないかと最近思うようになりました。

ひょっとしたら、それはつまらないことではないかと。

でも、安定することを望むのが人情というものでしょう。
安定させるために、一生懸命働くし、僕も実際にはそうです。

会社を安定させ、安心して働いてもらう素地をつくること。
これが使命と思うのです。

しかし。

世の中は変化していくものですよね。
今の世の中は本当に激動しています。
昔だったら、100年200年変わらなかったことが、今は5~6年といった短いタームで変わっている。

今やっている仕事が、5年後どうなっているか?
これは誰にも予測できない。


人は安定し過ぎれば、変化を恐れて、新しいことに対して挑戦しなくなるんじゃないかなあ、と思うのです。
危機感の欠如と、さらに今の安定が永遠に続くんじゃないか、という錯覚を持つかもしれない。

つまり、過度の安定は将来の不安定。
であるかもしれない。

しかし、言い換えれば現在の不安定は、将来の安定でもあるとも断言できます。

見果てぬ安定を望みながら、不安と危機感から来る緊張感から来るビリビリとした感情を感じながら、真に心地よい仕事をずっとしていきたいものです。

2010年10月3日日曜日

社員の結婚式

弊社、ライン班でカンバッてくれてる、Ishio君の披露宴にて。

諸先輩がたを差し置いて、ご挨拶をさせていただきました。


社員が安心して結婚してくれるのは、上司としてうれしいことです。


ライン工事は、道路の安全を守る仕事です。
こんな誇りのある仕事は他にありません。奥さま、どうぞIsioくんが、安心していい仕事ができるよう、幸せな家庭をつくっていってくださいね。

おめでとう!


-- 自分のiPhoneから

場所:津山市,日本

2010年9月22日水曜日

明確な回答

訊かれたときに、明確な回答を出せるようになりたいと思うのです。

先日、関満博教授率いる、りそな総研マスターコースの方々が当社に起業視察におこしにりました。
(別途ブログ参照)

その後の懇親会で、ある製造業の経営者の方にこう訊ねられてしまいました。

「公共工事が明日から一切無くなったったらどうしますか?」

という質問。

隣に座っていた経営者の方から、「それは太陽が無くなったらどうする?という聞き方と同じであまり意味がないよ」という助け舟が出されたのですが、僕はお酒も入っていたので、明確な回答はできなかったのです。

この問題、一見すると「太陽が無くなる」ような、あり得ない質問のような気もしますが、公共工事への疑念、というものがやはり根強くあるのでしょうな。
公共工事が何たるものか、ということが建設業以外の方にちゃんと説明できないようではならんな、と後で反省。

そこで考えた明確な模範回答は、下記のようでないとならないと思うのです。

「津山をはじめ地方の工場は、きちんとした道路がなければ製品を完全な状態で大量に輸送することができない。だから、役所が道路の維持管理をしない=公共事業での発注がない、ということになれば、その工場や民間の方から維持管理のニーズが出ると思われる。誰が新たな道路管理者になるかは別としても、その道路管理者に選んでもらうべく、技術と製品を磨きつづける」

ということだろうな、と。
思うのです。

これが明確な回答。
それをズバリ、言えるように今度はなろう。

2010年9月21日火曜日

エコポイント、住宅版エコポイント、エコカー減税と公共事業の違いは何なのか?

前から思っていたのですけど、公共工事=×ならば、なぜ、エコポイントなぞやるのか?と。
ケインズ的な政策に他ならない。

公共工事は悪、である理由は?
このあたりが、我が業界の方は本当におとなしいのだと思う。
声をあげて言っていけばいいのに。

もちろん、誰も住んでいない山の中に、行くところもないのに4車線の道路をつける。
こういう無駄なものは徹頭徹尾無駄なのだと思う。

しかし、仕組みに問題があるから、無駄が発生する。

僕は、「無駄」と言われる部分で無用なお金をもらう気持ちはさらさら無い。
日本のために役立つ仕事をしたい。と本気で思います。
でなければ、何のために生きているのか。何のために我が社があるのか。
レゾンデートルもないままに会社が成長するわけもない。

景気浮上とはどうすればいいのでしょうか。
どうすれば、世界の中で生き残れるかを考えて行かなければならない。
そうすれば、環境やエネルギー、食糧問題を解決していく方向に建設業界が向かって行かなければならないと思うのです。

この部分は、国家が国家戦略として考えていかなければならない。
業界団体のみや、ましてや1社だけが声をあげたんじゃあ、間に合わない。

日本政府としては、

来るべきエネルギー不足・食料不足の時代に向けて、日本の国がどうなるべきか、というビジョンを早急に明確化してほしい。
抗争などしている暇に、日本の国が沈没してしまう気がする。

そして、そう言った付加価値の高いものに我々が研究開発資金を投入し、社員を雇うことができ、有意義な製品・技術を世界に送り出し、利益を出して税金を払うことができて初めて、国家貢献ができたということになると思います。

2010年9月2日木曜日

日本の財政の窮乏問題と政治

のっけから重い話題ですが・・・。

昨今の議論を見ていますと、日本はまた幕末に逆戻りしたような。

そんな感じがします。

誰かが真剣になって、変えたい、と思わなければ・・・・。
党利党略だけに注力したんじゃあ、日本の国自体が世界の中で埋没してしまいそうです。

「善く天下の事を制するものは、事の外に立ちて、事の内に屈せず。
しかるに今の理財者はことごとく財の内に屈する」

山田方谷

いまここで必要なのは大局観なのでしょう。
特に、未来を見通し、全体(天下)を統べる立場としては。

税収がない、お金がないといって、必要な成長戦略まで捨ててしまっては、結局「財の内に破れる」こととなります。
税収、お金はあとからついてくるものです。
将来に向けて画が描けないから、我々経営者としては「先行投資ができない」のです。
金を使わないから、どんどん税収が減ってくる。

さらに税収が減るだけじゃあない。
お金が使われる、ということは、さらに税収が二重三重にあがるということです。

今後、長期計画で政府が「環境による国家戦略」を本当に具体的に予算を示して実施した時。

経営者は、営業マン・技術者、などを雇用するでしょう。
また、
営業マンは、日本全国、世界を飛び回り、旅費や飲み食いなど経費を使う。
技術部隊は、、稼いだお金で一生懸命開発を行う。
工場は無駄な経費を削減しながらも、ラインの増強や機械の更新をする。

これらの活動からお金というのは生まれ、津々浦々で経済活動が活発化していくのだと思います。

しかるに、現在。

この前、NHKで環境技術のことをやっていて、とても興味深かったのですが、途中で消してしまった。
刺激が強すぎる。
中東はもう次の世界戦略を考えている。

このままでは、この日本という資源の無い国は????

フィンランドは、資源がないからこそ、「ノキア」など通信、IT分野で世界有数の企業が育った。

日本は慢心しすぎたのか??あまりにも、「世界」の潮流に疎くなってしまった。
幕末のように。

とすると、その世の中をちょっとづつでも変えていかないとならないと思います。
田舎の、何も資源のない「津山」という田舎の小企業だからこそ、できることもあるかもしれません。
だから、世を嘆くよりも行動してしめさないとならないと思います。

2010年8月11日水曜日

素晴らしき接客対応

愛知県某所の居酒屋にて。
ある人物と会談しておりました。

料理は、まあまあ、といったところ。
料金もまずまず。

しかし、これはまたこの店指名で行きたいな、と本当に思ったのは、その居酒屋の接客対応がよかったからです。

まず、笑顔が自然だった、ということ。
これは普通なのかもしれませんが、お店によっては無理してんな〜、というところもあるように思うからです。

店からの強制ではなく、ごく自然にお客さんに対して愛がある。
そんなカンジだったのです。

それと、スタッフの胸に全員、ちょっと気になるニックネームを貼ってあるんです。女の子なのに、「ボブ」とか。

そんなのつけられると、ごく自然にお客さんとスタッフの会話が成り立つ。
突っ込まれるような仕掛けなんです。それも、一人じゃなく、全員がちゃんとした会話が出来るんです。

最後に、これは今までなかった〜

と思ったのは、僕がまだいるときに、先ほどまで接客してくれてた9時あがりの女性スタッフが、「お先に上がりますので〜」とわざわざ言いにきてくれたこと。

これは素晴らしい。
見事にコミュニケーションを完結させてくれました。
あと味がよかった。

よっぽど細かい指示があるんだろう、と思って接客マニュアルの有無を聞くと、「そういうの無いんです」

とのこと。

やはり、現場力。
それでも現場力。

しかし、それを育てる秘訣というものはある、と思う。
それを知るためにも、爽やかさを得るためにも、また来よう。
この店に。






2010年8月9日月曜日

花火

ごんご祭り、花火大会。
毎年、津山城の大手門跡(京御門)の石垣の上から見ています。実は、ベスポジ。




iPhoneで撮ったのを、トリミングしてみました。

2010年8月7日土曜日

継ぐ、ということ

中小企業の後継問題はよく聞きます。

後継する、とは創業の正反対にあるような言葉で、会社を親や先代から受け継ぐ、という「ただそれだけのこと」です。

これは楽なのかどうなのかわからなかった。
たぶん、創業経営者の方は、僕らを見て「楽に生きてるんじゃねぇ~の?」と思われるでしょう。

でも、そうではない、という反発心を昔から持っていた。
継ぐということは、楽なことではない。

僕の名前、「英次」の字の「次」。

これは、次男、ということではなく、「継ぐ」ということからきている、とはよく言われてきたこと。
まあ、そうなるんだろうな、と思いながら生きてきたということもまあ、事実ではあります。

しかし、その一方で捨てないとならないこともあったと思う。
それは多くの後継者に共通した感覚だと思う。

それはさておき、この継ぐ、という行為。
これは、僕は「時間を短縮する行為」だと自ら定義していた。
少なくとも今年までは。

だって、それまで築いていただいた信用や、基盤、スタッフがそのままある状態で経営を行うことができる。

しかし、最近考えが変わりました。

甘かった。

これは、時短にはならない、ということがよくわかりました。

「会社を良くするには、創業と同じだけ時間がかかるかもしれない」、ということなのです。

要するに、それまで築いてきた成功体験があるとしましょう。(ていうか存続してきたのだから必ずある)

それに引きずられて動けなくなる場合もある。
当然、それまでそれで成功してきたスタッフは、そこから離れ得ない、という現象が起こる。

これに焦燥を感じて、急にことを推し進めようとすると必ず反発が起こり離反、ということも十分ありうるのです。

だから、改革には時間がかかっても、思いを持ち続け、時勢の変化を裏のほうで技術を磨き続け、ブレーンを作っておくことが肝要なのかもしれない。

そういう意味では、「後継は時短にならない。それがイヤなら最初から創業せよ」
と、もしこれを読んでいる後継者の20台くらいの人へは、そういいたいのです。

しかし、艱難辛苦を乗り越えて、後継者となることを志した人には、「先人に感謝をしつつ、そこから離れることを早いうちに図ってほしい」、と思うのです。

温故知新。

とはそういうことかもしれないのです。


2010年8月6日金曜日

クワガタ

うちの自然薯畑のそばの老木には、クワガタが沢山います。



大自然を感じられる場所です。

2010年8月5日木曜日

そんな話は持ってくるな、は言ってはいけない

経営者にはいい話しか聞こえてこなくなるものだ、と思うのです。
最終的には。

だれだって、権力を握っている者には良いところを見せたいし、失点したくないでしょう。
でも、それが行き過ぎてしまうと、従面腹背することになる。
悪いところを見過ごしてしまうようになることもありうる。

こうならないように、経営者は情報が入りやすいようにしておかなければならない。
話かけやすいような雰囲気をつくらないとならないように。

僕はまだ経営者ではありませんが、ひょっとして、いい話しか聞こえてこないようになっているのかなぁ、ということを少し感じてしまった。

だからこそ、表題にあるように

「そんな話は持ってくるな」などとは言わず、進んで悪い話、自分の悪口を含めて、「取りに行く」ようにしないとならない。

そう思うのです。

2010年8月3日火曜日

既成概念

先日、とあるコンサルタントが、

「トヨタが最も恐怖しているのは、アップルが電気自動車を製造し、それを無料で配る(かもしれない)という日が来ることだ」

という話をされ、目から鱗が落ちる思いでした。
確かに、電気自動車なら、携帯電話のように、電気スタンドに課金することで車本体の金額を回収できますものね。それを「車メーカーでないから出来ない」とする根拠は何もない。

車メーカーだから、ライバルは車メーカーではなく、携帯電話メーカーになり得るかも。
フジテレビのライバルが、日本テレビではなく、ゲームメーカーだったように(顧客の時間を奪うから)。

とすると、将来的にはうちのライバルは??????????????

ということを夢想してしまったりするのです。

2010年7月23日金曜日

自然薯農場便り(7月号)

うちの自然薯農場より。

今年も自然薯の葉っぱが最盛期を迎えています。



自然薯の中にも、ゆっくりさんやぼんやりさんがいます。
まだ芽を地表に出さないやつがいるなかで、マルチ(白いやつ)をかけてしまうと、その自然薯はだめになってしまうので、ぎりぎりまでマルチをかけませんでした。

雑草を抑える、ということと、地温を抑える、ということをマルチで実現しています。
地面に農薬をかけたくないので、マルチをかけるまでは手作業で一本一本雑草を抜いています。
これは、結構地道な作業なのですよ。

雑草抜きをする森田君


収穫は11月末ごろですね。楽しみに待っていましょう。

2010年7月16日金曜日

改革とは

人の良いところを引き出し伸ばすということかもしれないと思うのです。

悪いところがちょっとくらいあっても、少しは目をつぶる、かな。
こういうふうにすると必ず、一歩進んで二歩下がる、というような焦りに近い気持ちを味わいます。

しかし、改革は焦ってはならないのでかもしれないな、と最近、思う。

時間をかけて。

一歩一歩着実に進めることが大切だと思う。
そのかわり、一歩前に進んだことは絶対に後戻りしない、と思います。

中小企業は、大抵は親や先代から継いだものです。
だから、よくするには創業と同じか、それ以上の時間がかかるものです。

アセリナサンナ

これを最近、自分に言い聞かせよう。

2010年7月14日水曜日

この素晴らしき職人の世界

うちの会社にも職人はおるのです。
職人と聞くと、気難しそうなイメージがありますね。

しかし、我が社の社員はとても気さくなのです。

先日から「チャレンジ200日」という警察署が主催の無事故無違反200日運動がありますが、それに我が社からも4チーム(1チーム5人)参加しています。

そこで、気持ちを盛り上げようということで、2チーム合同で決起大会が行われたので、私もチーム員ではありませんが参加してきました。



こんな感じで、牛太(津山の焼き肉やさん)です。

やはりこういった会をやっておくのとやっておかないのとでは意識に違いがあると思うのです。

そこで出た話ですが、交通安全以外では。。。

ライン工事班のoobyashi君。

しかし、彼は良いキャラに育った。
最初はん〜という感じだったのですが!

ライン工事はただ単に、白線を引くだけ、と思っていらっしゃる方も多いでしょうが、さにあらず、いろいろなテクニックが含まれているのです。

ライン屋さんは、ニーダー車という車に搭載された釜の中で、白や黄色の材料を熱するのですが、その微妙な温度設定によって出てくる材料の固さが異なります。

実際に、ライン施工機でライン引きをする時、その気温や路面温度、引く人の力量などで固さを変えてやらなければ、よい曲線が手際よく書けないのです。

彼は、全ての要素を計算した上で、材料の固さを自在に調整できるという特技を持っております。これは、凄いことです。

実際にラインを引く人をアタッカーとすると、彼はゴールキーパーのような存在なのです。
つまり、全体を見渡し、ゲームメイキングをすることが出来る。

その彼が、「違う機械の運転もやってみたいけど、失敗が怖いからできなかった。失敗してもいいからやらしてもらえないか?」と。今回この席で言ってきました。

私は常々思うんです。

「挑戦してその結果、失敗して、仮に100万円損失が出たとしても、一生懸命挑戦したことは金の価値がある。むしろおつりがくる。だからどんどんやってほしい。その時にケツを拭くために営業マンや経営者がいる」

本当にそう思うんです。

そして、そう思ってくれる社員が育ってきていることにちょっと「うるっ」と来ましたね。

僕らがやっていることは、小さな小さなことかもしれない。

派手でもないし、それで会社が上場できるわけでもない。

でも、こういう成長こそ、金である!そう信じて我々中小企業はこれからも生きて行くのです。

日の丸をしょって。


2010年7月13日火曜日

草稿を発布!

iphoneから、ブログ投稿してみた。blog pressというアプリなのですが、海外で開発されたらしく、割りとおかしな日本語を使う。

たとえば、ブログの投稿は

発布

書きかけの原稿を

草稿

などと訳してしまってる。

だから、書きかけブログを投稿するだけなのに、

「草稿を発布するか?」

という、何とも味わい深いメッセージが現れるのです。

このセンス、まあ嫌いじゃないので。
しかし、ブログに投稿するだけなのに、憲法改正くらいの勢いですな。


-- 自分のiPhoneから発送する

2010年7月1日木曜日

とっとりSuica


私も持ってます。
交通系電子マネーの『Suica』
関西では、『Ikoca』でしたね。

都内各地では、このICカードをかざすことで自動改札が通れます。
面白い名称ですよね、スイカって。

と思っていたら、モノレールの駅で自動改札機にこのような表示(広告)が。

「鳥取すいか」

だって〜。

凄い。

何が凄いかというと、これを営業したであろう鳥取県のJAさん、鳥取県県庁職員が凄い。
おそらく、東京に飛行機で出張にいった時に思いついたのでしょうが、その発想力と行動力、営業力がすごいと思うのです。

桁はずれている。

鳥取スイカといえば、ドバイにも売りにいって、ひと玉3万円で売ってきたという。
このあたりも、我々民間は行政の方のあつい思いに負けないようについていかなければならないと思います。

お役所仕事、と言われたころは遠い昔なのでしょう。



2010年6月30日水曜日

プレッシャーでも崩れないための精神力とは

いや、惜しかった。WC決勝リーグ(日本対パラグアイ)の話。

あれだけの競り合い、攻め込まれながら良く耐え、良く守った、と思います。
何がすごいかって、選手の精神力にあったと思うのです。

本田選手の表情。悔しがるところは悔しがるが、全員、何か一つ失敗しても崩れなかった。

ここ一番、という大勝負で先がない時に精神を集中させる。

一回失敗しても、相手がたのコーナーキックで危機に見舞われても、ポーカーフェイスで次のチャンスを待つ。

鬼のようなプレッシャーだと思うのです。

岡ちゃんの試合後の台詞もまたよかった。
「僕に力が足らなかった」
指揮官としてすごい。

日本チームに、一丸となり仕事をする楽しさを植え付けたのはやはり監督だと思う。
また、プレッシャーに負けて、監督自ら崩れる、ということもなかった。

その部分で力が足りなかった、という風には僕には思わなかった。
(PKのキッカーの選択、ということについては疑問をもつ人もいるであろうが??)

時代と場所は変わって、東郷平八郎の話。

日本海海戦中、至近距離に敵の砲弾が当たっても、彼は一歩も指揮所を動かず、敵を睥睨していたと云う。
すべての海戦が終了した時に、やっと東郷が動いた。
すると、なんと彼の立っていた場所だけが濡れていなかったそうです。
(当時の戦艦の指揮所は露天。)



翻って、僕。

しんどい時はしんどそーな顔をするし、気に入らないことがあったらすごく態度に出していると思う。
あわてるし。

でも、それはプレーヤーとしても指揮官としてもイカンと思いました。
精神力を鍛えなければならない。

場数なのかなぁ。

では、進んで場数を踏みにいかなければならんのかもしれん。
今日も場数を踏みに行くか!!!!

2010年6月26日土曜日

動機、三方善なりや?

昔の偉い人は、「動機、善なりや?」という問いかけを自らに課し、事業を行う際の指針としたという。

しかし、現在いろいろな物事をみていると様様な面で、矛盾を生じたことがあるな、と思うのです。

重要なのは、世の中を悪くしようと思ってそうする人はいない、ということです。(そういう人も偶にはいるかも知れませんが)

僕が自分自身への戒めとして思うのは、「一方善」や「ニ方善」ではいけない、必ず三方善でなければならない、ということです。

自分にとってよいか
相手にとってよいか
その他の世間の人にとってよいか

これらのことを多面的に考えていく習慣をつけないとならないと思います。

だから、敢えて、

「動機、三方善なりや?」

と自らに問いかけることとします。






場所:津山市,日本

2010年6月25日金曜日

環境エネルギー技術講習会に参加してきました

今日は、岡山市のデジタルミュージアムで開催された、岡山大学主催の太陽光発電の講習会に行っておりました。

太陽光発電か。。。

課題は多いけど、面白い分野だと思うのです。
小水力発電もしかり。
でもこちらはまだ時期尚早かな。。。

電力需要は高まるばかりだし、原子力にも頼りっぱなしではいかんと思うのです。

しかし、まだ予約したiPhone4の連絡がこないな。
ひょっとして、7月末になるかな。

ということで、iPadでしばらく遊んでみることに。

おすすめアプリですが、今、これを書いているのが、BlogPressというアプリ。

おおー、これはブログを書くのにいいかもしれない。
でも、blogerブログという、癖のあるブログサービスを使っている人以外はあまり意味ないですが。

やっと、まともにiPadで投稿できるかんじ。





場所:津山市,日本

日本代表に見習って、がんばれニッポンの企業

普段、スポーツ中継などはあまりみないのですが、これは書いておかなければならない。
やはり今日の出来事といえば、昨夜未明のワールドカップ予選についてです!

サッカー日本代表、予想を大幅に上回り、デンマークに3-1で勝ちましたね。

決勝トーナメントに進出するのには「引き分けでよかった」にもかかわらず、です。
もしくは、2-1の時点で、守りに入ってしまう可能性もあった。
しかし、日本はそれに満足せず、果敢に「点を獲りにいった」。

企業としても、現在、この景気状況の中で、赤字にならない、というのはそれなりにすばらしい実績だと思う。

しかし、でもそういうご時世だからこそ積極的に仕事をとりにいかないとならない。

縮小すべき部分は縮小するが、攻めて点を入れるチャンスを自ら創り出していかなければならない。
だから、守るところは守りを固める。オファンスは、積極的に点を入れにいく。

この二つが連携して、気持ちを一つにしてチームを勝利に導いていかなければならない。
その雰囲気づくりは、だいぶできてきたかな。
もうちょっとかな。

でも、この日本代表の姿勢をみて、勇気が出た企業は多いと思う。



ダメダメといわれると、本当にそうなってしまうかもしれないのです。
ならんっちゅうに!!!!

日本はどんどん良い国になると思います。

2010年6月21日月曜日

松永くんと飲む。経営とルーチンワークについて。

土曜日は早瀬食品の早瀬君の結婚披露宴二次会に参加させていただきました。

やっぱり若いだけあって、来ている友達もみんな若かった〜。
同じく、おっさんである松永君も呼ばれていたので、三次会に参加するのもな〜、ということで僕の自宅に来てもらい、この前から関塾津山で話題になっている、経営者とルーチンワークの関係について、楽しくお話をして盛り上がりました。


経営の話とは違いますが、久々に、ギターを出してセッションしてみました。
松永君が持っているのは、ヤマハの電子ギターです。
これが中々楽しい。



結局、
経営や仕事に対する思いはみんな同じ(社員やお客さんを大切にする)なれど、そこへのアプローチをどうやってするか、という手法の違いだったと思います。

だから、どんな形であれ、将来像がはっきりしていて、今やっていることに明確な自信が持てれば、よいのだと思うのです。

2010年6月20日日曜日

キーパーソン育成事業の受け入れを行いました


岡山県の県および市町村の若手行政の方の勉強会、「おかやまキーパーソン育成塾」が山陽ロード工業に視察に来られました。

他の企業様は、本山合金製作所、オーエヌ工業、脇木工、グラチュア、ヒロムサンライズ、生駒ロボテック、など今、津山で時代をときめく企業様ばかり。

その中で、うちだけが建設業なんで、少し緊張しましたね~

なぜかというと、製造業なら、会社に行けば工場が見えるが、うちは遠く離れた現場に行ってもらうしかない。
だから、「人」を、見てもらうのが一番重要だと思いました。

朝早くて申し訳なかったんですけど、朝礼を見てもらうこともでき、その際にうちの年岡の次男の出産祝いをすることが出来たので、どんな「人」がいるのか、雰囲気分かってもらえたんじゃないかと思います。

それと、副次的なものですが、若手社員が朝礼などをかなり「張り切っていた」

これは、たぶん、高知県庁や玉野市の若い女性の行政の方が来られていたからでしょう。
建設業は、女性とあまり接点がないですからね。

空気が変わったのには驚いた。(笑

しかし、何にしても「見てもらう」ということはいいことですね。
それに対して、何か準備しよう、きれいにしよう、良くしようという心がけが生まれる。

以前、長野に

「会社は見られて強くなる、だから、がんがん視察を受け入れる」

といわれていた建築の会社がありましたね。

そのときのことを思い出しました。
もっともっと、視察の方が来られますよう。


当日の視察の内容

1,朝礼視察
2,創業からの沿革、経営方針(社長)
3,建設業の展望と、当社の新分野への展開(秋田英次)
4,当社の自然薯畑を見学

2010年6月15日火曜日

心に余裕をつくると見えてくるものがある

まさにタイトルの通りで、ルーチンなワークに忙殺されてしまうと、見えるものも見えなくなることがあると思うのです。

落合先生曰く、「ルーチンワークは創造的な仕事を駆逐する」とも。
これは、一生懸命仕事をするな、ということではありませんので。。。

会社の経営資料を一生懸命作り込んでいるときは気づかなかったことでも、その資料を「ボーっと」眺めているときに、気づくことがある。

これは、感性の問題なのかもしれない。

ゆっくりと、仕事を眺める、俯瞰することのできる時間をどうやって作るか。
これが重要なのでしょう。

スケジュール表を埋めることで満足するのではなく、何もしない時間。

これが「経営」をやる上では重要かもしれない。
アイディアも、なんかしている時に浮かぶものだし。

そのためには、社員にしっかりお任せしないとならない。
じょじょに、出来てきている。ような。


それはそうと、経営のコアなところの勉強会を始めたいと思います。
帳票をエクセルで作り、毎月発表する時間を設けるというようなやつ。

やはり、他人に見てもらい、評価してもらわないと、自己満足で終わってしまう。

参加に差し障りのない若手経営者の方は、是非津山で勉強会しましょう。

2010年6月12日土曜日

会社を良くすることを競う

会社を良くすること、を競いあうことが出来れば、とてもよいことだと思うのです。

「関塾津山」http://sekijuku.sblo.jp/という、企業の若手経営者と行政の会に参加しています。
津山は田舎ですが、ものすごい志を持った方々と出会うことができました。
本当に、ここまで志の高い人たちには東京でもなかなかめぐり合えないのではないでしょうか?


本山合金 松本さんしかり、ヒロムサンライズ 寄木さんしかり、光岡製作所の光岡敏郎さんしかり。


メーリングリストが活発なんですが、他の人が投稿して、成果を出している事例を見ると「あの人やってるな~~!よし、俺もやろう。」という気持ちになるのです。


また、自分がやろうと思ったことを「宣言」し、中間報告を入れていくことで、自分のモチベーションの維持につながっていると思います。

いや、確実にそうなっている。

そして、僕が書いたことに、他の方が反応して、その人たちと「会社をよくする=社員と共に育つ」ということを競うような環境になればいいな、と思います。

いやぁ、昔はこうじゃなかったんです。

会社は利益を上げることのみが、経営責任であると。

でもそれは違いますよね。

大手上場会社から、うちに転職してきた、「onisi」くん。
若いのに、間違いなく中国四国地区では一番の補修技術者です。

うちなんかに、よくぞ来たなぁ、という人財なんです。

彼の表情は生き生きしている。うちに入ってから趣味もいろいろ増えてきている。
いい表情をしとったなぁぁぁ。楽しそうじゃったなぁぁぁ。

「利益ではなく、社員と共に育つ」ということ。昨日、話してそれを確信した。

成長していくのが会社だと思う。

それは間違いない。しかし、それはいわるる連続「増益増収」ではない。
「社員と経営者の心の永続的な成長」にある。

おっと、ちょっと「ドラッカー調」入ってきそうなんでこの辺で。

津山「まちのコンシェルジュ」

昨日、津山の城東、城西地区の「まちのコンシェルジュ」さん2名にお会いして、今後の津山の観光の方向性についてお話してきました。

思ったのは、津山にはいろんな活動をしている人がたくさんいるな、ということです。
しかし、その人たちがあまり表に出てきていなく、活動があまり知られていないのがとても残念に思う。

城西・城東で行われている、「忍者ツアー」とか面白いじゃないっすか。

そういうのに参加したい人はたくさんいるのに、いつやっているのか、あまり知らないことがもったいないと思うのです。

そこで、提案。

1、ツイッターを最大限に活用する
2、「セカイカメラ」で観光名所にエアタグをつけて回る
3、観光協会の職員は、着物もしくは忍者、もしくは甲冑(笑)で勤務すること
4、町並みガイドを充実する。
5、観光協会で、「iPad」を貸し出す。


とにかく、良い事をやっていても、知られなくてはならないと思います。

また、これはどんな仕事にも言えると思うのですが、

楽しんで仕事をすることが、人のパワーを最大にすると思うのです。
楽しみましょう。馬鹿っぽい話のなかから結構ヒットが生まれるもんです。

2010年6月11日金曜日

心ここにあらざれば視れども見えず・・・今月の全社安全訓練より

社長の講和より。

実際に危険に接していても、それを「危ない」とわかっていないと、危険を感知できない。
という話でした。だから、このように毎月全社で安全訓練をしているのだと。

確かに、そういうことは多々ありますね。

僕らは、毎日見ていても実際に頭の中に入っていないことが多い。

道路の立ち退きなどで建物が取り壊されても、「あれ、何があったっけな?」と思い出せないことが多い。

これなんか、ぜんぜん見てない、ということになるんでしょうね。

うちのやっている仕事って、マニアックな仕事が多いじゃないですか。

橋の下の仕事とか、トンネルの中とか。

あ、区画線工事もあるか。これはわかりやすい。毎日目にしているのに。

区画線(道路のライン)でも、君に出会うまで、そんな仕事があったことすら知らなかった、といわれることも。

でも、ラインがない道路は、めちゃくちゃ危ないですよ。

どこを走ったらよいのやら、わからなくなる。

生活の中に溶け込んでしまうのが、僕らの本分なのかもしれません。
でも、重要。これ大事。

技術者がつながる感覚

先々週は、鹿児島、先週は新潟に行ってきました。
鹿児島も新潟も梅雨入り前で快晴でした。

鹿児島の販売パートナーさんによると、僕が鹿児島にちょくちょくお邪魔するようになってから、「桜島が噴く」回数が増えたらしい。

うーーん。

例年なら、年400~500回くらいの噴火回数が、今年は5月の時点で500回超えたらしい。

火山灰が降ると、結構その処理が大変らしいです。
何か使えないものか?ということで、今、新たなことを企画中。

うちの製品を扱ってもらう代わりに、新たな製品のネタをいただきました。
こうして、技術と情熱を持った会社がつながっていく感覚っていいですね。

いま、建設業はだめだって言ってますが、そうじゃなく、必ず突破口はあるはずなんです。
下を向くのではなく、前を向いて歩こう。

2010年6月5日土曜日

iPadの問題点

快適に使える機械でございます。

そもそも一番使いたかったのは、お客さんに写真と動画を見せてプレゼンをすれば、紙で説明するよりも五感に訴えると思ったからです。

しかし、それよりも大きな問題が判明。

iPadがテレビで報道されすぎたため、「何それ?」といわれることはないけれど、僕が話ししたい内容よりも、「iPad」そのものにみんな関心が行ってしまい、肝心のプレゼンがおろそかになることです。

appleの営業マンじゃないんだけどなぁ。でも、使い方や使いやすさを聞かれたら、一生懸命説明してしまう僕がいるのです。

営業マンのサガですな。

まあ、これはいずれ解消できるかな。

新製品開発と建設業2.0

わが社の新製品開発、着々と進んでいます。
今はその一部分しかお見せできませんが・・・。

先週は、鹿児島。
昨日、今日と新潟に行ってきました。

今タイアップしているのは、各地の技術的に優れた土木「技術」業界の方々です。
技術に優れた方々で、皆さん一社ごとに特殊な技術をもってらっしゃいます。

その人たちとネットワークを組んで、建設業2.0(笑 を成し遂げたいと思います。

力技や政治の力で受注を行うのではなく、(これが建設業1.0)本当に優れた技術とセンスを持つ会社が、お互いに「三方よしの精神」で全国にネットワークを張り巡らせれば、大きな力を持つ、と思う。

そして、それがもちろん、国力の維持、増進にもつながると思います。


2010年6月2日水曜日

Ipadで、Bloggerブログの再投稿チャレンジ

全世界の皆様ご期待の、BloggerブログでのiPad投稿というやつをやってみます。

Htmlの記述のみ対応か?これは?
うーーーん。

通常の管理画面から投稿ができないような気がするのです。

ちょっと使いづらいな。

Bloggerブログの利点は、グーグルのサービスなので、グーグルの検索エンジンの上位に表示されること。
これがデカい、と思います。
なので、個人的には気にいっているのですが、携帯からの投稿が充実していないので。

まあ、今回のこの実験でiPadからなら、それなりに快適に投稿できるということがわかりました。
ただ、文字を大きくするときや、写真をはろうとすると、htmlタグの記述が必須になりますが。

2010年5月31日月曜日

政治不在の日本経済

昔は、政治の動向と経済はカップリングしていたけど、現在はそうでもないそうな。
1週間前、日経平均は大きく下げましたが、普天間基地を巡っての政府の対応・社民党の離脱を含めて政治が空転。

ふつうならここで、さらに「下げ」となるはずが、なんと上げているという。

政治不信を通り越して、「政治不在」、あえてもっと言えば、期待せず、の時代に入ったのかもしれない。
そういえば、日経新聞に書かれていた記事が予想通りとは言え、ちょっとショック。

日本企業はすでに、海外で作った製品を日本を経ずして海外にそのまま売る、という時代になっている、とのこと。

うーーん。

日本人はこれからどうやって食べていくつもりなんでしょうか。

そこでiPad。

こういう胸躍らせるような製品は、日本では出てこないんですかね。
二つ折れで、片一方の液晶が疑似キーボードにも表示画面にもなる、というような製品を作れば、かなり「トガった」製品になると思う。

SONYあたりが、昔はそういう「トガった」製品を出していた会社と聞きますが、今は隔世の感。
時代は変わりますね。

昔なら、こういう音楽製品とかは日本製じゃないと買う気がしなくて、パソコンですら10年ほど前は海外製のものはイコール粗悪、というイメージだった。

人間の感覚なんて、そんなものかもしれませんね。
とすれば、これから先、まだまだ日本にも勝機=商機があるか。

僕らがなんとかすれば・・・あるいは。

2010年5月30日日曜日

先週の龍馬伝の名台詞 ・・・第21話「故郷の友よ」より

ベタかもしれないが、先日の大河ドラマ「龍馬伝」から、岩崎弥太郎の台詞。

「本当のおまけは物ではなく、人の心じゃと今日知ったけぇ」


仕入れた木材が全く売れなくて、鳥かごとか要らないものをオマケとしてつけようとしたが、断られる。
そこで、相手が本当にして欲しいこと=「買ってもらったらその材木で家を直すこと」を提案し、やっと初めて商売が成り立つ。

僕も、考案した商品が長い間、売れなくて悩んだ時期があるので、このあたりのドラマは非常に見につまされますね。

ベタな台詞だけど、すぐに忘れてしまうこの基本にもどらなくてはならないと思います。

さて、次回はどんな名台詞が出てきますかね。

2010年5月24日月曜日

傍でみるほど

去年から、なんか雨が多いなぁと思ってます。
去年は、そのおかげで日照が不足し、自然薯が不作。

ことしはある程度対策したものの、大丈夫かなぁと。
農業と建設業は、天気商売です。ほんまに。

このまま梅雨になりそうな勢いですが、そうならないように祈りつつ。
んで、雨に似合う曲をひとつ。

The Guess Who - Undun
カッコイイ。


バラバラと雨がフロントガラスに落ちる車内でメランコリーな気分に浸ってくだされ。


2010年5月23日日曜日

「新規構造物」のコンクリート補修というお仕事

いつも本業とはあんまり関係ないことを書いています。
なので、何屋さん?と聞かれることもあるので、本業のことも少し書いてみます。


「自動低圧樹脂注入工法」を行っています。
これは輪ゴムとシリンダーを使って微細なクラックの中に、「低圧」でボンドを注入していく、という工法。


実はこのコンクリート構造物は、「新品」なんです。
新品にひび割れ?と聞くと、施工不良を連想しますが、そうとばかりではないんです。

時期だとか、気温湿度の影響によってコンクリート構造物は、非常にひび割れ(クラック)を発生させやすくなりますが、ほっておくと、そこから雨水が浸入して中の鉄筋が錆びて膨張してしまうんです。

だから、新品でも補修する必要があるんですね。
そのような時に僕たちの出番があります。

が、僕はそこまで技術的に詳しくないんで、詳しくは本物のプロの専門家である我が社の「コンクリート診断士」、宮崎、大原に聞いてくださいね、(笑

現在、日本国内では新規の事業はかなりストップがかけられている状態。
ひょっとしたら、海外にも「新規構造物」の補修事業を行う素地があるかもしれない・・・そう思います。

我が社はこの分野で、かなり技術力を持っているので、十分戦えると思います。が、問題は人の数の問題と、それを社員が望むかどうか、ですな。

人間は、肌で感じ、感じることができれば動き出す。
肌で感じることができるようにするのが経営者の役割かもしれません。

津山の町作りでやりたいこと

倉吉に行ってきました。
うちの現場の視察をかねてなのですが、昼の時間に倉吉の白壁地区を見に行ってきました。

10年くらい前にこの地区には行ったことがあるのですが、噂どおり、「結構変革している!」というイメージを持ちました。


レトロ。こういう、ちょっとしたものが洒落ている町ってよいと思います。

白壁の町並み。保存度は高いと思います。しかし、津山も負けてません。



僕は、「変革」というのは、物理的に変わった、ということだけを指していうのではなく、「意識が変わった」「視点が変わった」ということを指しても云うべきであると思います。
お金が儲かるかどうかは、その後についてくると思うのです。

視点が変わる、ということは、「古いもの=良くないもの」だというイメージではなく古いものこそ、感性を刺激されて、良いものである、と活かしていく発想に変わる、ということです。

行政が何もしてくれんから、とか、文句をいうだけでは何も始まらない。だから、一歩でも二歩でも自分で先駆けて何かをやってみるしかないと思うのです。でも、それには、仲間作りがいると思う。


その日の夕方から。

津山ホルモンうどんを全国のB級グルメのスターダムに押し上げた鈴木養蜂場の鈴木代表、リトファンロールの寄木さん、多湖酒造さん、アンジェの山本社長たちと飲む。

この人は、津山のことやスタッフのことをすごく大事に考えて動いている人だな~ということを改めて実感。しかも、行動力が生半可じゃぁない。

そろそろ、僕も動こう。

まずは、忍者と、籠かきと、武士だな。これならお金もかからない。→すでに倉吉はやっています。

しかし、「何のために」やるのか、ということを明確にしておかないと単発の変な人で終わってしまうので、そこは慎重にやらなければ。

みなさんと協議して決めたいと思うのです。

2010年5月20日木曜日

「黒船」=変革を迫るもの は、海を越えてやってくる

「電子書籍」が話題になってます。
僕は、iPadでしたいことの一番は、やはりこの電子書籍なんです。

読むだけじゃなくて、出版も。やってみたい、と思います。
それが、今回アメリカから「黒船」としてやってくる「iPad」では、自然な方法で可能になる。

「人間というものは、なかなか変われない」、とはよく言われます。
建設業もしかり。
しかし、出版業界も旧態依然としており、なかなか変われないようです。

もちろん、変わることは怖い。リスクを伴う。
お金や資産が失われる可能性がある。
ほとんど大多数の人が「変わりたくない」と思われるのは当然と思います。

しかし、アメリカから「黒船」がやってきている以上、それに対抗して変革しなければならないと思うのです。

変革にこそチャンスがある。

そう僕は考えます。
でもそれは僕が「勝ち組」ではなかったからかもしれない。

さて、建設業界をどう変えるか。
アメリカから来るのか?

いや、日本には僕がいるので。
これから、乞うご期待ですわ。

2010年5月15日土曜日

iPadを予約。

ついに、悩んだ挙句、アップルより5月28日に日本で発売される、iPadを予約してしまいました。
しかし、3Gか、無線LAN版かを意思決定するのに数日要したため、6月7日に届くようです。

スペックは、32GBのWiFi版。

津山でも、発売日に手にする人いるのかなぁ。
あー、しかし、また持ち物が増える??

実は、今回アイパッドがほしかったのは、本を持ち歩く量を減らしたかったからなんです。
それと、書類。

書類は基本的には、クラウド上に保存していて、それをPCで取り出すスタイルを提唱しているけど、司会をしたり、何か皆さんの前でしゃべるときに、PCをもって出るのはかなり違和感があることに気づく。(早く気づけよ笑)

それならば、「紙」により近い、iPadをもってしゃべる、というスタイルをやってみようかと。
重要な仕事は、PCでやればいいし。

すべて統合するのは、現状では難しいかもしれないので。

届いたら、またレビューします。



下のYoutube動画。
津山弁(広島弁)でiPadを紹介している。
かなり秀逸。というか、腹痛い。。。。。。。。。。




2010年5月10日月曜日

建設業の顧客の定義

山陽ロード工業 5月度安全訓練より。


県のOBの技術部長に、「完成工事検査の心得」を教授してもらう。

当社の顧客は、最終ユーザーである「道路を使う人」を含めた県の方であるから、その人たちに満足してもらうのは、重要なことなのです。

ドラッカー 「顧客の定義」

顧客は誰か?という問いを自らに課すことで、経営の最重要項目が見えてくる。
つまり、当社の顧客が役所の方なのであれば、それを満足させることを追求するのべき。

そのために、顧客目線で「どうやったら喜んでもらう工事ができるか」これを教授していただきました。

また、今回は、メンテ事業部に担当による安全訓練の実施でした。

メンテ防災事業部の川越による、各現場の安全パトロール状況の説明。

いいですね。安全は何にも代えがたい。
また、どうすれば安全に効率的に作業できるか?と自らに問うてみるのも脳が活性化します。

2010年5月9日日曜日

アップルiPadと孫さん

iPad(あいぱっど)に見る、ソフトバンク孫社長の戦略にシビれる。

ついに発売決定しましたね!(5月28日)
しかも、SIMロックでソフトバンクからとは。

すごいわ。ソフトバンク。DOCOMOのような大企業を完全に出し抜いて一人勝ちですな。
何がすごいって、発表までまったくまったくまったく、そんなそぶりさえ見せなかったこと。

逆にソフトバンクが色気がないわけは無いので「何か裏で動いてるんだろうなぁ、、、」とも思ってましたが。
あまりにも情報が出なさ過ぎた。ネットで探っても探っても出てこなかったもん。

対照的に、DOCOMOの社長は「iPadぜひやりたい!」と会見でもかなり意欲的だったにもかかわらず、だ。

孫子(中国古代の兵法家)いわく。

「善く守る者は、九地の下にかくれ、善く攻むる者は九天の下に動く。」

要するに、こちらの態勢が整うまでは極秘裏に物事を進め、「勝てる!」と勝算が整ったときには一気に攻める。

そして、すべてが明らかになった時には、すべて決まっている。
ということなのでしょう。

僕はこれで、大企業と、ベンチャーの恐ろしいほどまでの違いを見ましたな。
キャッシュフローだけでははかれない。

まあ、僕の戦略はというと、そこまで徹底した情報統制はなくて、やりたいことを「ちょっとだけ宣伝して」前フリしとく、という小物の戦術しかとれませんが・・・。


何はともあれ、欲しいなぁ~。

2010年5月7日金曜日

経営者のおしごと。

ある会社の後継者の話。「社員がすべて帰るまで自分の仕事をしない。会社の時間は社員との情報共有に注力する」にシビれる。


うーん。


経営者とは、ストイックかつマニアックな存在なのだなぁ。ふつうの人には理解しがたいだろう。


生活と仕事が同化してないとできないぞ。ライフワークバランス、どころじゃない。


ライフワークバランスとは、一日を100とすれば、生活60:仕事40くらいでしょう。


しかsし、これを達成するにはそれどころじゃないな。
生活50:仕事250くらいか。


そこまでやらないと、この時代は生き残っていけないかもしれない。


夢の中でも仕事をするのが経営者。意外と夢の中で解決することもあるから不思議なんだよなぁ。

2010年5月6日木曜日

津山ツイッター研究会発足

今日は津山の経営に関わる人たち(互敬塾)の間で密かにはやっている、「ツイッター」なるものの勉強会を行いました。津山ではまだまだ、やってる人が少ないみたいなんです。

僕も少しやってるけど、人に教えられるほどじゃないと思っていたけど、それよりも、寄木さんが「よーわからん!」ということから、勉強会なぞやってみようかと。

結果、大盛り上がりでした。
楽しかったです。

結果的には全然関係ないことを話したりして。
やってる最中に、ロンドンの人からツイッターで、「津山のツイッター勉強会参加したい~」なぞというツイートが入ってきたりして、世界も狭くなったな、と。

そう、もはや、津山も岡山もないのです。

グローバル。

これに照準を・・・あわせたい。
が、まだそこまで行かない。
早くいきたい。

2010年5月1日土曜日

社内インフラと従業員満足

働く人の満足度を上げ過ぎるのも問題だと思うが、やはり必要だと思うのです。

インフラの話。

我が社の従業員トイレは長らく和風でしたが、この期に男子トイレ、女子トイレとも洋風ウォシュレットに改装しました。

これがお金になるか、といえば、はっきり言ってならないでしょう。
でも、「気持ちよく」仕事ができるのであれば、良い方向に向かうと思うのです。

この「気持ちよく」とは、決して怠けるとか、そういう意味ではありません。
適度な緊張感の連鎖が起こるような、それが気持ちよく感じるような会社にすることが目標です。

PCの速度についても、同じです。

我が社のPC環境改革については、またの機会に述べることとします。

さて、このトイレ工事ですが、
いろんな勉強会の学習仲間でもある、(有)松永建材店の松永さんに工事を依頼しました。

ブログはこちら

この松永さんは、細かいところまで目の行き届くサービスで、非常に気持ちの良い対応をしてくれます。地域の建材店・工務店のあり方を考えさせてくれる。

そんな人なのです。
また、非常に顔が広く、良い人はみんなこの人が知っていて、つなげてくれる。
ハブ空港のような人なんです。
感謝です。

2010年4月20日火曜日

先行逃げ切り型??


上海万博のテーマソング騒動・・・。
岡本真夜さんの事務局および、本人が曲の使用を快諾したとのこと。

まあ、あれですな、これが逆だったらこんなもんでは済まないと思うけど。

日本人とは、かくも気高い民族であることよなぁ、ということですわ。
これが、国際的に「気が弱い」「人が良い」ととられる面もあると思うけど、僕はまあ、いいんじゃないかな、とも思う。

逆に、それを大事にしたいと思います。だって、「良い」ということを認めたわけでしょ?

そしてさらに、高みに登ることができれば、「坂の上の雲」をつかむことができるかもしれないのです。

先行逃げ切り型。
追わば、追え、と。

ニッポンが生き残る秘訣はここにしかないかもしれない。

翻ってうちの会社もそうです。

工事のいろんな分野では、パイオニアであるけれど、他社がやっぱり追従してくる。
だから、開発・改良・リリース・カイゼンを繰り返さないと。

追いつかれた時には、うちはもう違う世界に行っている。

一所にとどまっている余裕は無い。

2010年4月18日日曜日

日本人として何ができるのか。

今日のNHK大河ドラマ「龍馬伝」しっかり視聴いたしました。

今回は、「日本人、日本人」の連発でしたね。自分が日本人として何ができるのか。あらためて考えさせられました。

国が危ないのは、幕末も今も一緒。
国が亡ければ、何もない。企業も人もない、とそう思うのですが。
現在の状況は、日本人に不利に働くことばかり。

翻って、東南アジアの人の力と優秀さに今さらながら驚く。

伊藤洋一さんによれば、ベトナムのIT企業は明らかに日本市場を指向しているそうな・・・。
カンボジアで出会ったIT起業家のやつは、相当優秀だった。年も同じくらいだったかな。電力足りないから、自家製発電機でサーバー動かしてたけど。あの感覚はスゴイ、と思った。
あの停電の多い国で、自前のサーバー立てて民間の会社がITやるなんて。

リスクが高すぎる。

しかし、それをやってしまうやつがいる。

確かに、教育などの問題があるから、そういう意味での「優秀」と言える人は少ないように感じた。
人と人の間の温度差もある。
しかし、日本で学んで、自国に帰ってきた人たちは、もはや学んだ日本人のセンスとか、感覚を遙かに超えていた。

危ないぞ、日本。

製造業、農業、IT、全ての分野で、今、追いつかれ、抜かれようとしている。
先端科学技術ですらも??

では、僕は何ができるのか?何にもなせていない。

2010年4月16日金曜日

今日は寒い4月だ。

今日寒かったですね〜。
岡山県はあられみたいなのが降ってました。
県北では雪かも、などと思いながら。

さて、昨日は津山市内で、地域産業を考える総会に参加しました。
普通、総会って、主催者が用意した資料を読んで、「シャンシャンシャン」で終わるものじゃないっすか。
でも、この会は違う!盛り上がる盛り上がる。
熱いですね〜。いや、主催者は迷惑かもしれないんですけどね。


その後の懇親会で。

尊敬する経営者の一人、ヨリキさんとお話しました。
(ていうか、もりあがったので、他の人と殆ど話しできなかった。)

地域貢献について。

結構、難しいテーマと思うんですよね。シビアだし、底を探られる危険性もある。
でも、それだからこそ、しっかりとした芯を持ってないとならないな、と自分自身に課題を与えました。

建設業は、地域を捨てては存在しえない(建設業としては)
であるならば、地域おこしに中心的に取り組まなければ、その先にある顧客満足、従業員満足をなし得ないと思うのです。

全て、「三方よし」で成り立っている。
この世のことは。

あらためてそう思います。

だからこそ、それを実践し、体現しようとしている経営者の背中を見て、感動し、突き動かされるのです。

2010年4月10日土曜日

マンダラチャート

公認会計士の落合先生に教えていただいた「マンダラチャート」ですが、社員と教育訓練の中で一緒に作ってみることにしました。


ホワイトボードで線を引いて作っただけです(笑)
でも、一個のテーマに沿ってなんか書いてみよう、という発想の訓練にはなったんじゃないかなぁ。

4月の勉強会連発

勉強会を連発してます。
自分で行くのと、自社で研修するもの。

自社での勉強会は、講師は自分でやります。
4月に入ってからは、やはり公共工事は暇ですもんね。
せっかくの機会なので、休むよりも教育訓練をしようと思っています。

やってみたら、結構面白い。
ただ漫然とビデオを流しておけば楽なんでしょうが、僕はこの中で「対話」「コミュニケーション」というものを重要視したかった。

普段、あまり長い文章を書くことのない人にも感想文を書いてもらったのですが、結構感動する内容で書いてくれたりして。

次回は、また違う形での研修会をしようと思っています。

そのために、ツールを購入。

「言わせ種」
「ブレスター」

という研修で使われるカードゲームのようなやつですが、発想やコミュニケーションを促進させるおもしろツールだったので、アマゾンで購入。
家族でためしてみました。

また使用の感想をご報告します。

2010年3月29日月曜日

貨物列車に新幹線カバーをつけて走らせる「トレイン・オン・トレイン」

もうすぐ4月ですね。
桜の花も少しずつ咲いてきました。

しかし、おいおい、まだ降るのか?というくらい雪が降っています。
寒い〜!

今年は桜の花が長く持つかもしれませんね。

それはさておき、今朝のニュースで見た、青函トンネルに新幹線を通す話。

これは面白い。

発想の転換だなぁ、と思って興味深く見ておりました。

青函トンネルは、一本しかない。
なので、従来の貨物列車と新幹線が一緒に走ることになる。
そうすると、新幹線が早すぎて貨物列車に追いついてしまうので、ダイヤ上、とてもロスが大きい、ということを如何に解決するか。

それを解決する手段として、凡人が考えるのは、「青函トンネルをもう一本掘ったらいいじゃん」となりがちなのです。まあ、これは、僕が建設業だからかもしれませんが。

それに対して、今構想されているのはなんと「貨物列車を、青函トンネルの手前で高速走行可能なカバーをかぶせて、新幹線にしてしまう」というアイディア。

これは面白い。あの超難工事だった青函トンネルをまた掘らなくてすむ。
土建屋的には作ったほうがいいかもしれないが、こういうアイディアでもって予算を最小にしていくというのであれば、どんどん推進してもらいたいと思います。
(まあ、この対策費もかなり巨額になる模様ですが・・・)

一瞬聞いたらアホみたいな発想がどんどん出てくる国。そして、それを実行する行動力。
それこそが、この国が生き残る手段なのかもしれません。

トレイン・オン・トレイン

2010年3月28日日曜日

大地を踏みしめる子供たち。

子供の撮った写真です。(去年の写真)

ていうか、子供ってすごい感性を持ってますね・・・!
こんな写真、撮ろうと思っても撮れない。

このブログの僕のプロフィール写真ですが、これも子供が撮ったものです。

こんな子供たちのためにも、日本の未来を明るいものにしたいです!

目立たず、どこでも仕事をする?

「ipad」(iphoneの大型版)が発表されましたね〜。日本ではGW前の発売っぽい情報です。

macファンの、ガジェット好きの私としては欲しいよ〜な、欲しくないような。

形状としてはノートPCに近いのに、完全にiphoneのOSが採用されているから、自由度低いかも????

僕としては、完全にmacのOSでタブレットPCであれば、即購入なんですが・・・・。
iphone持ちながら、これを併用して使うことの意義が見いだせない・・・。

ただ、でっかい「バーチャルキーボード」が使えるのは文章作成に大変よいと思われます。
本物のキーボードも扱えるようになったようだし。

うーーん。

iphoneの優れている点は、片手で操作できるということと、使っていてもあんまり目立たない、ということ。


多分、というか、絶対、あのipadサイズの機械をいじっていたら目立つだろうなぁ。
電車の待ち時間に立ちながら使うというわけにもいかないだろうし。

6月か7月かわからないけど、次のiphone(4G?)が発売されるという噂。
今度は、カメラが500万画素で、普通のキーボードも使えるようになるかもしれないとのことなんです!
これは絶対に買いですな。

それまでスルーかな???

2010年3月27日土曜日

カイゼン提案

しかし寒いですね。
もう桜が咲こうとしているのに、昨日津山地方は雪が降ってました。

さて、3月は結構いそがしいです。しかし、4月からは仕事が激減することが目に見えている。そのために、今から準備をしておかなければならんのです。

というわけで、カイゼン提案、3月は結構出てきました!
内容も、以前と比べて格段に進化しています!


わが社では、ミーティングルームにこのように貼って、みんなに見てもらっています。

カイゼン提案の中身。

法面工事の作業性向上についての中身。


みんなが、自分の持てる知識や知恵を出して、みんなと共有できるのって素晴らしいですね。こういった意見は、現場からしか上がってきませんから。

フィードバックと、共感が大切だと思うのです。

2010年3月25日木曜日

土建屋泣かせの3月の雨に、自然薯の救世主?

公共工事は3月までが勝負です。
4月からは、工事の閑散期に入ります。

しかし、毎日雨が降っております。なんじゃこりゃ〜と、叫びたくなります。
昔から、「土方をころすには、刃物はいらない」と言われた雨ですが、こうも降られると参ってしまいます。

しかし、それでもやっていかなければなりません。
こういう時のために、「自然薯」をやっているのです。


自然薯の種芋。



でも、それを、何のためにやるのか?誰のためにやるのか?が明確になっていないと、ついダラダラの作業になりがちだと思います。

今日も、作業前に皆さんにお話したことは、

「自然薯だけで食べられるとは思っていない。だけど、公共工事がない時には、少しでも時間をお金に変えていきましょう。そうすれば、会社だけでなく、皆さんも良いじゃないですか。自然薯とろろ丼は、B級グルメフェスタでかなりの手応えがありました。だから、未来に向けてこの作業をお願いします。」

未来は自分たちで創る物ですから!



津山の「大文字本舗」さんとの共同開発の自然薯のお菓子です。


「悠久」(ゆうきゅう)

大文字本舗

2010年3月24日水曜日

津山洋学資料館がオープン!

3月19日、津山市の津山洋学資料館が、場所を箕作阮甫旧宅の隣に移転して、リニューアルオープンしました。
オープン当日と20、21日は、「最強とろろ丼」の出店のため、行けませんでしたが、月曜日にやっと行ってきました。

前の建物も大変歴史があるもので、建築的にも素晴らしいもの(レンガ造で日本建築を作ったような感じ)でしたが、狭かったため、展示品がもったいない感じでした。

今回は、前の数倍の規模になり、しかも城東の町並み保存地区のど真ん中に移転されたので、津山の観光を考える上では非常に大きなアイテムになると思っています。

津山という土地は、「蘭学」(オランダの学問)が非常に盛んな土地であり、宇田川家・箕作家という2つの津山藩医の家から代々、幾人ものビッグネームの学者が輩出されています。

その代表者を1人あげるとすれば・・・


・箕作阮甫(みつくりげんぽ)
津山藩医(後、幕臣に引き抜かれる)

ペリーからもたらされた、アメリカ大統領の親書を翻訳する。
ペリー来航前の4年前に、蒸気船の本「水蒸船説略」を出版した。
(日本初の蒸気船「運行丸」はこの本を薩摩藩が入手して作り上げたものである)
薩摩藩が黒船来航後、わずか2年で作った国産蒸気船「雲行丸」の模型がここに展示されている。

あとの人も紹介したいのですが、長くなるので、また今度・・・



あと、写真の紹介です。


展示コーナーの入り口はこんな感じ。
センスがいい!非常にこなれた感じ。
知らない人にもわかりやすい!






あと、思ったのが、色使いが秀逸!ということですな。
今まで津山にこうしたセンスのいい建物はなかったので。

詳しくは、「津山洋学資料館」のサイトを見てください!
津山に誇りや勇気を持てることは間違いないですよ!

2010年3月23日火曜日

B級グルメフェスタ(with地域産品祭り)に参加!

3月20日、21日の二日間、岡山県津山市が熱く燃えた!

B級グルメの祭典が津山で開催されました。
下馬評では、津山市の人口とほぼ等しい10万人が来場されるとのこと。(実際には15万人の方が来場!)

こりゃあ、津山の特産品「自然薯」を紹介しないわけにはいかんだろう、ということで、自然薯農家の本山くん、料理家の大前輝伽子先生、早瀬食品の早瀬くんと合同して「最強!とろろ丼」のお店を出店いたしました。
正直、味には自信あり、でした。だって、自然薯は、津山の土壌「とっこ泥」を用いた最高級の自然薯であり、また、味付けはTVチャンピオン、NHK年末ハイライトなどにご出演されている料理家の大前先生との共同開発だったからです。

しかし、当日は雨が降るかも?との予測もあり、食材をあまり用意して来なかったのです。

おそらく、横手やきそば、とか、厚木シロコロホルモンにみんな殺到して、こっちに流れてくるころには夕方になるだろうなぁ、という予測でいたのです。
ところが、10時30分には列が出来始め・・・


11時過ぎには長蛇の列が!とうとう大前バズーカが炸裂しました!
さすがです!

結局、一日目は12時30分には完売。翌日は、ほぼ倍の数量を用意していったにも関わらず、1時には完売しました。
これは自然薯の持つ「商品力」か、もしくは、B級グルメの勢いなのか。
このようなお店をやるのは初めてだったのですが、「すごくおいしい!」「どこでお店をやっているの?」と聞かれ、なんか手応えのようなようなものを感じました。

「僕らでもできるじゃん!」というのが、本山くん、早瀬くんと僕の印象です!

また、今回、僕は自然薯の持つ「古いイメージ」を打破したかった。
「ポップで新しい自然薯の食べ方」ってなんだろう?と大前先生と協議した結果がオーライでした。結構、若い女性が食べに来ている!

今後は、女性の方に向けて自然薯の持つ美容効果とか、整腸作用を情報発信していこうと思いました。


いずれにしても、津山市のみなさん、ご苦労さまでした。
ご来場者の方も、津山にようこそおいでになりました。またおいでください!津山はホルモンうどんだけでなく、いいものがたくさんありますよ!

2010年3月19日金曜日

新規事業の売り上げは、既存事業の10倍に相当する

勝間和代さんのアソシエ連載「百貨店閉鎖」について思う。http://ow.ly/1nNND

今の世の中は、価値の変動(パラダイムシフト)が起きてますね。

勝間さんは、百貨店のパラダイムシフトについて書かれていますが、当然、このような問題は色々な産業で起こっている問題です。

このブログで繰り返し述べていますが、建設業も例外ではありません。
私は、公共事業を中心とした土木建設業に入社したとき、この古い体質の業界を少しでも変えていきたいと思いました。

だから、新規事業を立ち上げた際も、いろんなことがありました。

結局、「過去の成功体験」によって成り立った船は、いきなり大きく舵をとることが難しい、ということ。しかし、そこであきらめるのは、とてももったいないことだと感じます。

だから、勝間さんの

「過去の成功体験こそ最大のライバルであり、新規事業の売り上げは既存事業の10倍にも100倍にも相当する」

という言葉に勇気づけられるのです。

しかし、自分の中で肝に銘じておかなければならないのは、「既存事業で培ったノウハウを生かせるかどうか」

一足飛びに、まったく関係のない事業領域に足を踏み込むのは、危険かもしれません。
やれるかどうか分からんことにいきなり、多額のお金を突っ込むのもどうかと思うのです。
「慎重かつ大胆に」ちょっとだけ攻める、というのはそういうことかと思うのです。

2010年3月17日水曜日

「もし高校野球の女子マネージャーが、ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」感想文

結構、萌え系の表紙のこの本。ひょっとしたら手にしなかったのかもしれませんが、結構勉強になり、さらに感動する内容でした。

今、さかんに布教活動をしております(笑

~あらすじ~

ひょんなことから県下でも最弱の高校野球のマネージャーになってしまった女子高生が、野球部を甲子園に行かせたいという夢を抱いた。

しかし、どこか冷めている野球部の空気に気づく。

「所詮甲子園なんか無理でしょ?」と冷める監督、やる気がなく、練習にも来ない部員。
そんな野球部を強くするため、「野球のマネージャー」についての本だと思って買った本が、実はビジネス書の「マネジメント」だった。

ビジネスとは関係ないなぁと思って読んでみると、なんと非営利組織である野球部を強くする秘訣がそこに書かれていた。

という内容です。(あとは、ネタバレするので言わない)

ドラッカーは「マネジメントの最も重要な仕事は、顧客の創造である」と言っています。

顧客の創造、というとなにやら難しく感じますが、私の解釈は、「お客さんから価値を認めてもらう」ということだと思っています。

では、野球部のお客さんは誰か。それは、応援してくれる親、学校の生徒、何よりも野球部員そのものですね。

それを読んで、はっと気づかされるものがありました。

「自社の顧客は何か」

これを出発点にすべきなのだなぁと。

そして、その顧客が求めるものは、「感動」

しかし、この「顧客と顧客の求める価値」というものを意識することが、全てのマネジメントにつながるのかなぁと思います。その中に、従業員も自分も入っていなければならないな、と思います。

2010年3月13日土曜日

座禅

今年のテーマは?と聞かれると、

「焦らない。それでいて、淡々と自分の道のりを歩んでゆきます」

と答えるようにしています。考えてみると、僕ももう36歳。30代も後半になってしまいました。

しかし、現状としては思うことがなかなか前に行っていない状態。
これでいいのかなぁ、という迷いや、焦りに苛まれることもあります。

でも、焦って自暴自棄になってしまったのでは何にもならない。
しかし、いつか花を咲かせるその時がくるまで、淡々と、着実に成長して行こう、と思いなおした次第です。

だからこそ、自分の精神を見つめ直す必要がある。
座禅は静かな時間を与えてくれる。

何も考えず、求めず、ただ、ただ、座るのみ。




2010年3月10日水曜日

伊藤洋一さんの講演で

昨日は、岡山県産業振興財団の「経営革新」の講演会があり、岡山市内のホテルに行ってきました。

この日は、経済評論家の伊藤洋一さんの講演。

実はスケジュールは、アイフォン+母艦のマックで管理しているのですが、会場を間違えてしまった。
何を勘違いしたのか、岡山シンフォニーホールと誤入力してしまい。

余裕をかまして行ってみると、誰もいない。場所を間違えたか、と思い、確認しようと思ったが、
そのときに限って、受付表をカメラロールに保存してないんです。
慌てて事務局に問い合わせると、別のホテルでの開催、とのこと。

アイフォンのカレンダーに入力しておけば、管理は完璧でしょう、と思ったのがそもそもの間違い。
入力にミスもありうることを真摯に考えなければ。

今後は、アイフォン(マック)入力+写真撮影を自らに義務付けよう。

それはさておき、

伊藤先生の講演は、すばらしかった。というか、いつもあのシブイ声をポッドキャストやテレビ
で拝聴していたので、直接お会いできるだけで感動してしまった。

講演の内容を簡単に紹介します。


・トヨタプリウスに見る、製造業の「ソフトウェアと匠」の反目
・日本企業の海外での問題(海外ででも、食べていくという覚悟の問題)
・クラウドサービスの躍進による、環境の変化
・今こそ、江戸時代の「御用聞きと販売」を復活させよう

特に、最後の御用聞きに戻る!というのは、販売網もない、資本力もない我々中小企業が大手や、海外に対抗できる手段であるなあ、と。大変勇気が持てるお話でした。

しかし、フリーマインドや、quonpというクラウドサービスを伊藤先生が使っていたとはびっくりでした。
僕も、同じサービスを使っていたので、伊藤先生に質問をさせていただき、とても充実した
ひと時でした。

フリーマインド(マインドマップ)の紹介については、長くなるので、また次回。
ていうか、必ずこの発想法については書かないとならないとおもっています。

2010年3月3日水曜日

おかやまB級グルメフェスタIN津山

3月20日(土)〜21日(日)津山市北部の公園「グリーンヒルズ津山」にてB級グルメの祭典が行われます。

それが、タイトルのおかやまB級グルメフェスタIN津山、なんです。

もちろん、「厚木シロコロホルモン」「横手やきそば」「富士宮やきそば」など、全国のそうそうたるB級グルメたちが津山に攻めてきます!

それを、津山が全国に誇るB級グルメ「津山ホルモンうどん」(昨年のB級グルメグランプリで、全国第三位!)を中心として、「日生カキオコ」たち岡山県連合軍が迎え撃つ!というなんとも心躍るイベントとなっております。

そこで、うちとしては、自然薯を栽培していますが、この自然薯をつかった料理で、ぜひともこれに参加しないわけにはいかんだろう!ということで、併設される「つやま地域産品まつり」にて「最強!とろろ丼」を提供させていただきます。

最高品質の粘りと味の「本物の自然薯」をとろろにし、ネバネバ系の野菜や納豆などと混ぜて、あったかいご飯と一緒にかきこむ!!というなんとも贅沢かつ最高にヘルシーなどんぶりに仕上がっています!

これは、もはやA級グルメだな!と思いつつも、今回の目的は、県外勢を迎え撃つ!というのが目標であるので、1杯300円という安価で提供させていただこうと思います。

また、今回の総プロデューサーは、料理家の大前輝伽子先生。

当日は、県内外から、10万人以上のお客様が駆けつけるということ。
津山は、ホルモンうどんだけでなく、自然薯とろろも食べられる町!というイメージが根付けばいいです!

ぜひ、当日は我々のブースにもおいでくださいませ。


2010年2月27日土曜日

仕事の持ち物。


先週になりますが、ジャーナリストで中小企業診断士の「瀬戸川礼子先生」が講演のため津山においでになり、明治時代から続く「あけぼの旅館」にて、名物鴨料理をご一緒させていただきました。

瀬戸川先生のブログです。


先生は、出張で各地を飛び回っておられるので、「出張の際に持っていくもの」をブログにアップされています。

僕も「ガジェッター」として刺激を受けましたので、ここで一部ですが紹介します。

【日常もって歩くもの】

1、ノート
A5のノートに、KOKUYOから出ているSYSTEMICというカバーをつけています。

2、常にポケットに入っているメモ帳

ライフハッカー御用達のロディアのメモ帳に、革カバーを取り付けたものです。名刺も何枚か入れています。
また、書いたメモが散逸するのを防ぐため、PLUSの「貼ってはがせるテープのり」を使って、A5ノートに貼付けています。(真ん中の黄色いの)

3、名刺入れ

何の変哲もない名刺入れ。でも、スイカを常に入れているので、いわば「お財布名刺入れ」です。

4、PC

これもモバイラーには御用達の超逸品。パナのレッツノートCF-W5。電池が持つのと、軽いのと、頑丈さで超便利。
auのデータカードと、USBメモリ。

以前、このブログにも書きましたが、電子系グッズはこれがないとただの箱、というアダプタなど充電グッズ一式。

5、iphone

愛しのあいぽん君です。現在、これとマックを同期させて予定を管理しているため、これがないと仕事ができません。(iphoneを使用した効果的な予定管理術については、また今度書きます)

6,これらを詰め込む鞄

手ぶらでの作業を可能にするため、ストラップをつけています。


基本、これらのグッズがあれば、どこでもオフィスとなりえます。
また、基本的には「手ぶら」で仕事ができるように考えたら、こういった構成になりました。

出張時には、この基本装備+着替え、という形です!

2010年2月26日金曜日

津山城の壮大な石垣が「見える化!」


津山城は、「全国三大平山城を選ぶとしたら、その筆頭」と言われるように、壮大な石垣で知られています。

この壮大な石垣は市内の様々な箇所から見ることができるのですが、残念ながら、天守閣をはじめ「城の建物」は残ってないので(一部、備中櫓を復元)のため、特に何にもない北面、東側からの景観は、今までは、うっそうとした木のしげる山だなぁと思っておられた方もたくさんいらっしゃると思います。

しかし、津山市の粋な計らいで、このたび、「雑木」に関しては伐採が進み、様変わりしています。



僕が昔から見ている姿と違い、なんか、天空の城を見ているようです。すてきです。
あと一ヶ月少々で、桜の開花時期になるので、この時期が一番、石垣が見やすいのです。

津山の自慢景観ポイントがまた増えそうです。


2010年2月25日木曜日

ちゃん秋さんと熱く飲む!


私のまわりには、立派な経営者の方々がたくさんいらっしゃいます。
時には馬鹿なことも話したり、でもほとんどは、「経営について」「人生について」「スタッフについて」の話をしていることが多いですね!

表題の「ちゃん秋」とは、「リトファン」・「アプリーレ」など津山・岡山で3店舗のイタリア料理店を展開している(有)ヒロムサンライズの社長さんのことです。
昨日、「マインドマップ」というツールの話をしていたら、流れで飲みにいくことに。

この人を語る前に、このリトファンというレストランについて紹介しておかなければならないですね。

リトファンイタリアーノ

料理はおいしい・・・しかも、昼間は並んでいるし、夜もいっぱいで入れないことがあるんです。

でも、さかやかな接客。時に、感動すら覚えることがあります。
一流の都会ではない、津山という場所にありながら、なんなんだろうなぁ。
この元気さ、心地よさは。

さらに、「ちゃんアキ」こと寄木さんは、一代で会社を立ち上げた創業者。だから僕のような後継者とは違うキャラだと思ってました。

そのせいか、創業以来、わりと楽に力やってこられたような雰囲気を醸しているので、正直、(キャラ的に)うらやましくもありました。

でも、その秘密が今日、わかりました。
あんな感じでずっといたのかと思えば、そうではなく、創業時の苦労、また拡大化したときの葛藤とジレンマ、などたくさんお聞きすることができ、大変ためになりました。
それ以上に、自分だけが苦労しているんじゃない、と。自信にもなりました。

経営だけではなく、人生の上でも、感動・・・心が動くって大事だと思います
たわいもない、会話をしているようで、これが完全に「経営」につながっている!そんな気がしました。

でも、業種・業態は違えど、こんなふうに経営者の思いを感じられるのはすばらしいことですね。

顧客に感動を与える、感動はつきることがない・・・

顧客に感動を与えるには、まず従業員満足しかない、

というのは、寄木さんの持論。
だからこそ、「元気空間」!なんですね!すこし分かった気がしました。

「元気空間!」の秘密を知るには、寄木さんの「ちゃんあきブログ」を是非読んでください!