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岡山県津山市の建設業(山陽ロード工業)で、日々仕事をしております。
コンクリート補修工事・鋼構造物補修工事・区画線工事・ビゼンソイル販売・農作物(自然薯)の販売

2009年12月29日火曜日

部下を信用する、ということ

今日も凡ミスでちょっと大変な思いをしました。

これは、指示の不徹底に原因があるものですが、チームリーダーが部下に対して確認しておくべきことを怠ったために起こったと言えるのです。

僕は基本的に、人は信用しないほうがいいと考えています。
というと、人間不信のように聞こえるかもしれませんが、さにあらず。

人間としては信用するが、その所作については完璧には信用しない、ということです。
だれだって、凡ミスをするのだなぁ、と思っています。

野球にたとえれば、内野への飛球を「取りこぼすはずがない」と思っていても、そこは人間ですから、エラーが発生するのです。

全幅の信頼を置きすぎると、その球を拾えないことがありうる。

取りこぼす可能性も考えながら、密かにカバーにまわる。これがプロのマネージャーの仕事なのだと思います。「密かに」っていうのが重要と思います。
他人の功績はこれを奪わず、何事もなければ泰然としておくべきなのであろう、と。

孫子いわく、「真のプロフェッショナルは、常に無名である」と。
ミスの全責任は、常に僕にあるのですから、無名でよいのです。

それから、声を掛け合う。これが重要なんですよね。密かに、というのと相反するようですが。

2009年12月25日金曜日

プレゼンテーション

11月の東京ビッグサイトで、テレビカメラを前に1分間プレゼンをした時の映像が送られてきました。
照明にでっかいテレビカメラ、それに美人の方にマイクを出されると、それだけで緊張しましたねー。

結構テンパッてたので、見るのが恥ずかしいですね。

しかし、勇気を出して見てみました。

やっぱり、「えー、あのー、そのー」とか、「~のほう」とかの禁止ワードを連発。
かなり、やっベー、テンパってる。って感じです。

早口になるし。まあ、これは1分間という時間を区切られたせいでもあるのだけれど、伝わらなかったらいいたいことを詰め込んでも意味がないですもんね。

しかし、これは苦手だから、というよりも、あんまり経験ないからだと思うのです・・・。

思えば、最初に営業を始めたときも、お客さんのところで緊張して手が(口も)震えました。でも、それに慣れてくると、自分の中でその緊張を乗りこなすことができるようになる。
緊張が心地よくなってくるのが自分でわかると、それを踏み台にして、もっと調子にのることができるんです。

まあ、カメラが苦手だっていうのは、「相手の反応を見て、それにあわせて声のトーンや話す内容を変えていく」っていうことができないからなんでしょうね。

実は、笑えるんですけど前は留守電に吹き込むのも苦手だったくらい。

今後は、「限られた時間の中で不特定多数にしゃべる」ということをテーマに練習します!

とにかく、改善点が見つかったので、あとはやるのみです。

2009年12月8日火曜日

セレンディピティ

今日、私の横浜の経営の恩師である、落合先生から電話がかかってきました。
この人はスゴイ人なのです。困っている経営者のもとに現れて、さっと立て直しては去っていく・・・。
私からすれば、スーパーマンのような方ですね。

そんなスゴイ人が、私なんぞのことをいつも気にかけていただいて、ありがたいのです。

先生にはいつも、勇気づけられていますが、今日は、すごくいい言葉をお聞きしました。

それが冒頭の「セレンディピティ」という言葉です。


やりとり。


先生「セレンディピディっていう言葉を知ってるか?」

私「せ、せれんでぃーちん」っすか?なんすかそれ?」

先生「バカ、セレンディピディだよ。」



3回聞いて、やっと聞き取れました・・・。

ていうか、全然聞いたこともありませんでした。
平たく説明していただくと、「偶然から幸運を呼び寄せる能力」ということのようなのですが。


「セレンディップの三人の王子」という童話が語源になっているそうなのです・・・。

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あるところ(昔のスリランカ)に三人の王子がいました。
その王子たちが旅に出ました。
その旅の途中には、いろんな困難や意外な出来事と遭遇するのですが、三人は持ち前の聡明さによって、彼らがもともと探していなかった何かを発見していく、という話です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


それを、イギリスの小説家のウォルポールという人が「セレンティピディ」という造語にしたっていうことみたいです。この人にも逸話があって、探しているものが、欲しいなあと思っているうちに見つかる、という人だったみたいです。

さあ、これを「単に運が良かった」とのみ考えるか。

落合先生によれば、

「準備した人にしか、幸せは近づかない」

のだそうです。

求めよ、さらば与えられん。ということだな、と思います。

・自分はどんなものになりたいか。
・社会に対してどのように恩返しをしていくか。
・その活動を成就させるためには、何が必要か。

このことについて、しっかりとしたビジョンと考えを持った人間だけが自分の望んだ幸運を引き寄せる、ということなんですね。

勉強になりまする。

2009年12月4日金曜日

ミィーティングで生まれるもの。

昨日は、ISOの更新審査日でした。
例年何かとあるのですが、今年は順調に進み、他社と比べて、取り組みが優れている、というような評価をいただきました。

またさらに進化/深化して行かないといけませんね。

その後、工事部門のミィーティングがあったので、出席しました。
うちの若手のスタッフ

工事のミィーティングというと、昔は「予定と結果の報告」に終止していたのですが、最近は自発的に変わってきています。

それは、議論をする、ということ。

今日は、「工事の仕方」について、若手の班長がミスをした、ということですが、

ミスが発生にしたのなら、何で発生したのか、なぜこういう結果が生まれのか?ということを突き詰めれば、「こうやればできる」という根本的な問題にたどり着くことができる、と思うからです。

トヨタでは、「なぜ」を5回繰り返せば、物事の根本にたどり着くことができる、と言っています。だから、それを引き出すためのブレインストーミングなんです。

対処療法(ミスをしないように気をつけなさい!!)では、臭いものにふたをするようなやり方しかないので。

だから、「結果報告会」であってはいかんのです。

やはり、全ての原因は、「相手の気持ちに立つ」こと。

全ては、お客さん目線なんです。相手側から立ってみて見れば、大抵のことは解決するはずだと思うからです。

心を添えて、というのはそういうことかなって思います。

昨日のミィーティングでは、そこまでたどり着くことができました。

僕は、今回は何も言ってないですよ??

すばらしくなってきています。



2009年12月3日木曜日

建設不況?

「?」っていうより、完全にそうですね。

新聞によると、10月は大手は軒並み40%も売り上げを落としているそうです・・・。
うちは良く健闘しているほうか、な?

事業仕分け。ガソリン税。鳩山不況。

逆風がびゅうびゅう吹いております。

この逆風の中で生き残るためにはどうしたらいいか?

人のせい、世の中のせいではない。
自分の経営の責任は自分でとるしかないのです。

やらなかった、手を打たなかった、ということに全ての責任がある。
安逸に溺れてはならない。

事業ドメインを絞る、新規事業へのシフトを行う。

でも、それだけでは足らない。

売り上げを求めるばかりではなく、この期に中身をしっかり見なおさないとならない。

まだまだやることがいっぱいあって楽しいです。

2009年12月1日火曜日

PCじごく

スタッフのPCの導入と設定は僕がだいたいやってます。

WIN7が出て1ヶ月くらい立ちますが、未だにWIN2000のPCがあるのです。
触ってみたら、動きも厳しいし、モニターも赤っぽくなってる。
これでは、仕事の効率が悪いし、気持ちよく仕事をしていただけないんで、まとめて新規に購入。今日は4台並べて、一気に設定をしました。

必要なインストールソフトの多いこと多いこと。

PCは好きだけど、1日中、これだけやってると頭が痛くなってくる。テクノストレスとはこのことか。
昨日は、営業所のPCが壊れたので、再設定に3時間はかかった。

実は今、建設業は、PCまみれになってる。役所が電子納品・電子入札を押し進めた結果だけど。ひょっとすると、ちょっとしたIT企業くらいには台数だけはあるかもしれない。

工事現場が立ち上がると、現場ハウスの構築をすると同時に、まずネット環境の構築をするようになって久しいです。
電話線なんかいらない。ネット環境とPCさえあれば、今では、どこでも現場事務所になりえます。

だけど、その分だけ、本当に重要なもの〜工事の品質や、職人の思いみたいなものが置き忘れられてる気がします。
大事なのは、現場であって、書類じゃないだろといいたい。が、それもお客さま=役所の要望だから仕方ないか、と思いながら。

それでも、社会のインフラを工事の技術力で守っているんだぞ、という気概は持ってもらいたいのです。

だから、スタッフにはPCをつつくよりも現場で力を出してもらいたい。そのためにも、少しでも社内のPCに余計な時間を使ってほしくないと思います。


2009年11月30日月曜日

現場の気づき

クレームや、トラブルが現場で起こったとします。

対処療法で解決することは簡単ですが、根本的に解決する=もう起こらないようにするためには、問題の本質がどこにあるのか、を知らなければならない・・・。

現場の担当者がそれに気づく、ことが重要ですよね。

まず、気づくことができれば、それを修正することは簡単だと思います。
ただ、気づいてもらうことが難しい・・・。

そう思っていたら、今朝若手の社員が、夜間工事において起こったトラブルについて「気づき」を述べてくれました。

トラブルとは、レンタルした機械が現場で作動しなかった。というものですが、いろんな問題点が潜んでいるな、と。

まず、一番その機械の扱いになれている人間が、ちゃんと機械が作動すればいいか、前日に確認すべきであったにも関わらず、他の人任せになっていた。

誰が、どのタイミングでチェックする?それで、エラーが出たらどうする?

現場の責任者はそこまで決めて、実行しないとダメだよね。という話をしました。立ち話ですけど。

この立ち話って結構いいかもですね。別室で、時間を使って、となると構えるし、どうしても時間がないから打ち合わせはしない、となる。

あと、一番重要な問題かもしれませんが、上に立つ人は社員から「話しかけられすい雰囲気を持っていること」が重要だと思いますね。。。
この前から、うっとおしいくらい、社員にコストや仕事の姿勢のことを言っているので、どうかな〜と思っていましたが。うれしいですね。

どっちかというと、忙しい時は、「話しかけるなよオーラ」を発することがたまにあるようなのですが・・・。
だから、気持ちを楽〜にして仕事をするようにしています。最近では。

あせらない、っていうのもこのことかもしれない。



2009年11月25日水曜日

頂はどこにある?

先日ですが、社員から「これを読んでくれ」ということで、始めて本をもらいました。

僕はそもそも本が好きなんですが、社員から本をもらうようになるとは思っていませんでした。びっくりしました。
こういうの、何かいいですね。決して押し付けではなく、考え方の共有ができるじゃないですか。

その本のタイトルが、この「頂はどこにある?」です。

10年くらい前に、「チーズはどこにある?」という本がブームになりましたが、その作者の人の作品です。

今回の主人公は、「谷に住む」向上心のある若者、ということになっています。

若者は、自分の住む「谷」の世界とは違う「山」の世界があることは認識していた。
しかし、どちらかというと現状に満足しており、周囲も「山に登るなんてとんでもない、やめとけやめとけ」というような態度であった。

現状に疑問を持った時から、若者の旅が始まる。

その疑問とは、

・このままでいいのか?
・今は幸せかもしれないが、それは自分が本当に望んでいるものではないのではないか?

という漠然としたものであった。

決心し、足を傷つきながら山に登った若者は、そこで「幸せな成功者の象徴である」徳の高い老人と出会い色々な教えを受けるという内容です。

まあ、端的に言えば、「人生は山あり谷あり」ということですな。
自分は谷にいるのか、山にいるのか、それとも上り坂?下り坂?

社員がこれを読んでの僕に渡したメッセージは何だったんでしょうか。

これを読んで、社員と話をしました。が、具体的なところまでは行き着いていません。

結局、こうなんだろうな、と思うのは、

「山の上に登ることはできても、山の上にとどまっておく準備を十分にしておかなかったものは山の上に長くとどまることはできない」

つまり、

「山の上に居る」=「成功した状態を保つ」そのためには、基礎体力がいるということです。


僕の性格上の欠点からして「慢心」があります。あと詰めがあまいっていうこと。
7割がたゴールが見えると「もうめんどくせえ」ってなる。それだと、本当の頂に登ることはとても出来ないし、何かの援軍の力で上がっても、自分の力だと思って慢心してしまうと、すぐに滑り落ちてしまう。

基礎体力を鍛えたい。それは、自分の精神力です。
同時に、いろんな人の力でここまで出来ているということに感謝し、ご恩返しをしていくこと。

それは、社員にも対しても感謝ということですね。あせっても、自分の力で出来ることなんてたかが知れている。

特殊能力なんて持ってないんだから。


2009年11月19日木曜日

金城町の石畳

沖縄本島は北から南まで行き尽くした感がありましたが、行きたいと思っていていけていなかったところがありました。

沖縄本島は、北から南まで大抵行きつくしたと思っていたのですが、那覇の市内に是非行ってみたいところが残っていました。

首里城の近くにある「金城町の石畳」です。


道マニアとしては、是非押さえておかなければならない場所でしょう。

前回、訪沖した時には時間がなく、車で前を素通りして「おっしゃ、見たことにした(泣)」と自分自身を納得させたので、今回は今考えているビゼンソイルの土舗装の新たな進化バージョンのネタ作りに、「仕事で」行ってきました。あくまで、「仕事」です。勘違いされないように。

琉球王朝時代に作られ、
500年の長きに渡って、風雨や人の往来に耐えてきた琉球石灰岩の貴重な石畳だそうです。なんと車が通過してます。何ともないんでしょうか??

説明書きには

「石畳に落ちた雨水は特別に加工された土床により、吸水、浸透、濾過される。また、瓦れき、砂利等を敷くことにより、スーフカと称する用水溝へ注がれ、任意の村井(ムラガー:共同井戸)へと誘導される。」

と書いてあります。



これって、今求められている保水性舗装の元祖ではないんでしょうか??
アスファルトやコンクリート舗装よりも機能性にすぐれ、耐久性もあり、環境にやさしい。世界中の道がこんなコンセプトで作られたらいいなぁと,夢想します。

今やれば、確かにコストはかかるかもしれません。大量消費時代にはこんなのは割にあわなかっただろうなと思います。しかし、見てください、石と石の間からいい感じに草が生えています。


これこそ道が自然と共生している=息をしている舗装という証拠です。しかも、汚い感じではなく、すごく調和してます。

「ビゼンソイル」もこんな形の舗装材としての活用ができればいいな、と改めて思いました。

2009年11月14日土曜日

沖縄にて・・・沖縄そばの名店

仕事で沖縄に行ってきました。
2年ぶりです。いつ来ても本州にはない独特のアジアンな雰囲気が大好きです。

今回、滞在したのは、「那覇市」。

那覇であれば、有名な観光地である国際通りをイメージしますが、その脇道の平和通りからさらに奥に入りこみ、観光客が絶対に行かないであろうマニアックな路地裏を通り抜けたその場所に私が大好きな「沖縄そば」の名店、「田舎」があります。

ここは普通の「沖縄そば」と違い、石垣島発祥の「八重山そば」のお店であります。麺もかなりごわごわしていますが、スープ、麺、どれをとっても最高にうまいです。おそらく、本島では一番おいしいでしょう。

通常はここは「ソーキそばの店」と看板でもうたっているように、ソーキそばがメインです。
ソーキとは、豚の軟骨あばら肉を長時間煮込んだもので、その油が麺とスープにしみ込んで、絶妙な味わい深さなのであります。
これが、350円。こんな値段でいいのか?と思ってしまいます。

今回は敢えて「てびちそば」というメニューに挑戦いたしました。
「てびち」とは、豚足を長時間煮込んだものです。僕は中華料理の豚足は苦手ですが、沖縄の「てびち」はくさみが全くなく、ゼラチン質と豚肉のうまみを堪能することができます。

「てびちそば」(大)650円。

大は、てびちが2個ついて、多分、そばが3玉くらい入ってます。
一生懸命がんばって完食いたしました!

至福でした・・・沖縄料理万歳!の瞬間ですね。

東京、下町の路地裏にて


僕は、職業柄なのか、「道マニア」いや、もっというと「裏路地マニア」でもあります。
なぜ、路地裏が好きかというと、飾らない、その土地の生の生活感に接することができるからです。

中小企業展の準備が終わってから月島へもんじゃ焼きを食べに行ったのですが、これぞ「東京の下町」という風景に出くわしちゃいました。

今なら、消防法の関係でこんな狭い路地は絶対に出来ないので、これは世界文化遺産といってもいいくらいの風情がありました。

いいな〜この「道」シリーズ、続けようかな。

横浜の市街地で発見!天然の自然薯


なんと、横浜で自然薯を発見しました。

葉っぱがなんか似てるな、と思ったら、ムカゴが付いていました。
知り合いの実家の庭だったのですが、「知らなかった」とのことです。こんな都会でも自生することがあるんですね。

いやあ、掘って食べてみたいですね。皆さんのお家にもひょっとしたら密かに生えているかもしれませんよ??



中小企業総合展2009inTOKYOに行ってきました。

11月4日から6日まで、東京ビッグサイトで行われた「中小企業総合展」に参加し、「固まる土 ビゼンソイル」を出展いたしました。
今回は、「CO2削減舗装」をテーマに、環境をキレイにする土を使った舗装をもっと提案しましょう、ということでブースを構成いたしました。
「CO2削減舗装」とは、結構チャレンジングなテーマですが、本当にコンクリートに比べて、13分の1程度にまで温室効果ガスを削減できるので、敢えて掲げてみました。

やはり予想通り、政府の「Co2 25%」目標を受けて大方の反応はよかったです!

3日間でなんと来場者は4万人だったそうです。
サイトウプリントの斎藤社長にもお手伝いいただきました。

てか、一人で店番してたら結構キツいです。

4日間たちっぱなしで足がくたびれましたが、充実した出展となりました。
お越しいただいた方には、本当に感謝いたします。

2009年11月2日月曜日

新しい経営年度がはじまりました

おはようございます。


我が社は、今日から新しい経営年度が始まりました。
日頃、お世話になっている方々には、お礼を申し上げます。

我が社は地方にありながら、技術力で全国に発信する建設業を目指していきたいと思います。
現在の政治状況を考えますと、特に地方の建設業には、逆風が吹いているとしか考えられません。しかし、やり方、とらえ方次第ではチャンスが生まれるはずです。

一昔前は、地方の建設業者が全国に物申すなど、鼻で笑われるような時代もありましたが、現在ならば、ITや人の輪を駆使してそれが可能です。

今年は、その新たなスタートの年です。
テーマは、「日々前進すること」
「これでいいや」と成長を止めたら、「やっぱり無理だ」とあきらめたら、他社が追いかけてくる。
何がよいか、不明確、不明瞭の時代だからこそ、来たチャンスには全力でチャレンジしてみたいと思います。

2009年10月31日土曜日

電卓萌え〜 その1

私は生来、デジタルグッズが大好きであります。

その中でも関数電卓は多数所有しています。
「関数電卓が使えるから、理数系なの?」とか、「数学得意なの?」とか聞かれますが、実は全くの逆で私はとても「計算が苦手」なんです。

ではなんで関数電卓を使っているかというと、「教科書の計算式そのままに入力できるから」なんです。

今使っているのが、カシオの「fx-370ES」という機種でこれは、分数がそのまま表示できるのです!はっきり言いますと、小学校の分数の時間は寝ておりました。
「帯分数」とか言われると、「脳みそがかゆく」なります。

そんな私でも鼻歌まじりで使えるのが、この関数電卓の強さです。
このように、分数の計算が出来るだけでなく、割り算の「÷」の文字も表示することができて、とっても楽です。

さらに、超絶、便利なのがこの(  )を使った計算です。

ファミコンの十字ボタンみたいなのが付いているので、後で値を変更して再計算することなんかも出来ます。

これが、営業先なんかで「固まる土 ビゼンソイル」の材料の金額をはじく時なぞは強烈に威力を発揮いたします。


計算例:

厚み3cmで、13m2の敷地を「まさ土舗装」する場合、一袋2400円の固まる土を平米あたり2.1袋使用するので、

(2.1袋×2400円)×13m2=65,520円

となります。

しかし、「予算の面から、やっぱ10m2にしようかな?」と言われれば、十字カーソルを動かして、13の数字を10に変えればいいだけなので、簡単に見積もりが出来ちゃいます。

もちろん、普通の電卓でもこういう計算はできますが、数式の確認ができるので、間違いはぐっと減りました。

実は「iphone」でも、こういった計算の出来るアプリがあるんですけどね。
次回、紹介します。

2009年10月29日木曜日

津島遺跡(津島やよい広場)

岡山市のいずみ町の「岡山県総合グラウンド」内にある、弥生時代の集落遺跡が国指定史跡の「津島遺跡」です。




ここは何がすごいかというと、全国で初めて弥生時代の集落と水田が隣接して発見されたということで貴重!ということです。さらに、やよい時代の水田を復元した史跡は私は他では見たことがありませんので、これも貴重!と言えます。




城マニアかつ遺跡マニアの私としては、とてつもなく萌え〜な史跡でもあります。

2009年3月には史跡整備されましたが、なんと、この津島遺跡にも「固まる土 ビゼンソイル」が採用されています。



背後に「桃太郎スタジアム」を従え、堂々とした(?)ビゼンソイル歩道。



水田もビゼンソイルで作成しました。黒土っぽい風合いにしてます。ちなみに、実際に稲の栽培も行われています。

岡山市内のど真ん中に、このように竪穴式住居や高床式倉庫をそなえる公園があるのはとても有意義なことだと思っています。
自分たちの先祖がどのように生活し、食料を確保していたのか。
特に教科書だけではわからない歴史を実地に学ぶ機会を子供に与えるのは重要です。

私のすんでいるところの近くにも「沼住居跡」という弥生時代の集落跡があります。小さい頃、ここが好きで良く行っていました。

2009年10月28日水曜日

中小企業総合展2009inTOKYO(11月4日〜6日)

東京ビッグサイトで行われる、中小企業総合展に出展します。
http://sougouten.smrj.go.jp/
クリックすると、いきなりまっ黄色〜。びっくりしますが、れっきとした中小企業庁の主催のヤツです。

うちの会社は「固まる土 ビゼンソイル」を今回出展します。
そこで、ただいま資料作り&ジオラマ、模型作りに追われています。

今回は、「目で見て触って、体感してもらう」ということをテーマにしたので、模型も実際の断面を見えるようにしています。

まず、ビゼンソイル断面模型。アクリルケースを買ってきて、下地の地盤と砕石、表面の固まる土が横から見えるようにしました。
上から水をかけて浸透・保水する様子を体験していただこうと思っています。


さらに、アスファルト、コンクリート、固まる土の三パターンを作って白熱灯で熱します。当然、ビゼンソイルのほうが温度が低くなるので、手を当ててもらって温度を体感してもらおうということです。

ということで、来週は1週間、東京におります。
もしよかったら、近隣の方はお越し下さいね〜。

2009年10月5日月曜日

津山ホルモンうどん

先日(9月18日〜9月20日)、秋田県の横手市で開催された、B-1グランプリ(B級グルメの全国大会)で、我が津山の誇る「ホルモンうどん」が全国3位となりました!

以前から、「ホルモンうどん研究会」の方とは親しくさせていただいており、密かに応援しておりましたがまさかここまでの大成功を修めるとは、おどろきです。

以前から「観光」には、

1、食べるところ
2、見るもの
3、泊まるところ
4、買って帰るもの(お土産)

の三つが必要だというのが私の持論ですが、これで一つはそろいましたね!

おかげでテレビでも紹介され、私がいつも行っているホルモンうどんのお店が行列を作っているではありませんか!
あとは、とてつもなくビッグな観光資産である「津山城」を如何に盛り上げるかですね。

私も家でよくホルモンうどんを作るのですが、会社でゴーヤがたくさん出来たので、「ゴーヤほるもんうどん」を創作してみました。にがいものが入ることで、どんなかな〜?と思ったのですが、下ごしらえをしっかりしてから投入したせいか、苦みと辛みが相まって、結構おいしかったです。



2009年10月1日木曜日

鹿児島城から経営を考える

前回、鹿児島城は77万石の大大名なのに、「意外と小さかった」ということについて述べました(述べてないか??)が、今日は、サイトウプリントの斎藤社長の「経営者の武器は品性」ということに絡めて少し書きたいと思います。

武田信玄もおんなじことを言っていましたが「人をもって城となす」というのが、コンセプトの中心にあるようです。
どんな巨城を作っても、その城下に敵が押し寄せたころには殆どの場合、もう勝敗が決まっている、ということです。

大坂城しかり、小田原城しかり、敵に囲まれて落ちなかった城はあまりないように思います。さらにその場合、城そのものの防御機能をほとんど発揮せず落城しています。

過度に巨城を築いても、その中にこもる人の気持ちが離れてしまっては、堀の深さや塀の高さのみを頼りにするようになる。

つまり、企業も同じであり、「人」を犠牲にして過度に格好や規模をおいもとめるべきでないと考えます。

そんなわけで、私は斎藤社長の「経営者の武器は品性」という言葉に共感を思えるとともに、城マニアの経済人として、以下の言葉を提唱したいと思います。

「人=品性をもって城となし、会社となす」


追記:
※実際には、鹿児島城は「詰の城」として背後の城山がある。萩城における指月山のようにこれが本来の「城」であるという考え方もある。
※島津家は、親族による外城ネットワークを持っており、中心部には政庁・館としてのシンボルがあれば十分であったとする説もあるが、これは「人をもって城となす」という考え方になんら齟齬をきたすものではないと考える。

2009年9月25日金曜日

鹿児島城

あこがれ(?)の鹿児島城(鶴丸城)にちょっとだけ行ってきました。
いちおう、うちの会社の販売する「固まる土ビゼンソイル」の営業です!
まあ、趣味をかねていますが・・・。

鶴丸城大手門

ビルに阻まれてますが、桜島も見えます!
「鹿児島城から見る桜島」って、大河ドラマなんかで一番よく見るシーンですね。

いちばん城っぽいのがこのアングル。


ちなみに城内は、建物全部石畳とコンクリート舗装だったので、ビゼンソイルを施工する余地はほとんどありませんでした。


データ


通称

鶴丸城

城郭構造

平城(異説あり)

天守

なし

築城主

島津家久

築城年

慶長6年(1601年)

主な城主

島津氏(77万石)

遺構

石垣、堀、石橋



2009年9月4日金曜日

謎のシンベエとは?

うちの2歳の息子なんですが、どうやら「武士」はすべて「シンベエ」という名前だと思っているらしいです。大河ドラマ「天地人」みてて、妻夫木君のことを「これシンベ」と言っているのを見て判明しました。かわいいから、そのまま訂正せずほっといてるんですけどね。

着物が「シンベエ」であることの判別基準であるかと思いきや、武者姿もこれまたシンベエなんですね。坂本龍馬もシンベエでした。

しかし、大好きなシンケンジャーは、やはりシンベエではないようで・・・。

2009年9月2日水曜日

唐招提寺金堂(国宝)復元工事に参加

現在解体修理中の奈良県の「唐招提寺金堂」がこの2009年11月に平成の大修理を終え、落慶予定だそうです。唐招提寺は、 天平宝字3年(759年)創建で、かの有名な鑑真ゆかりの寺です。また、今回修復された金堂は、奈良時代建立の寺院金堂としては現存唯一のものであるということです。

実は、この金堂の床(土間)は、「版築工法」で築造されています。

版築工法とは、土に石灰等を混ぜ人間が棒で突き固める工法で、古くは秦の始皇帝の作った「万里の長城」でも見られる超伝統的な工法です。

我々の「固まる土ビゼンソイル」の製造でのノウハウや腕(?)を見込んで、このネタとなる混合土の製作にオファーがありましたので、参加させていただくことができました。

創建当時はネタとなる土を混ぜるのに機械はもちろん使わなかったはずですが、それでは工事がいつまで経っても終わらないので、今回は機械を使って製作しました。

実際の版築部分は伝統の作業方法を使わなくてはなりません。私も土を突かせていただきました。工事が終われば、二度と入ることのできない金堂内部に入れて幸せです。

最終日近くには、学生ボランティアが現場に入り、みんなで土をたたきました。
当時の工事風景はこのようなものだったのでしょうか?(つまり人海戦術)
次に土間を修復するのは、200年後くらい(!)ということです。我々の作った土間が歴史に残るということで感慨深いです。

2009年8月25日火曜日

ゴーヤのグリーンカーテン




朝晩涼しくなってきました。

とは言え、日中はまだ暑いです。
うちの会社では、壁面でゴーヤを栽培しており、地球環境保護への協力と、冷暖房費の低減に努力しております。

結構、おいしかったです。


来年は、自然薯のグリーンカーテンに挑戦してみようと思っています。
今年は失敗です (汗

2009年8月24日月曜日

選挙がやってくる


選挙まであと一週間ですね〜。

後悔しないようにしないと、と思いつつ。
結局、自分の人生は自分で決めるしかない。

昔、東京都知事選で青島幸男が初当選したことがありましたが、その時青島知事に投票した女性が、「青島さんが当選したおかげで、会社がつぶれそうなんです。」とあるテレビ番組で言っていました。

青島都知事が公約で掲げた、「世界都市博覧会」がなくなって、その女性が勤務する会社が制作したバッチなどが売れなくなったというのです。

私はそれを聞いて、よく考えて投票しろよ!と言いたくなりました。
無責任きわまりないとはこのこと。

しかし、結局、その無責任のツケは自分に回ってくる。
ていうか、今の私もその女性を悪くは言えないかもしれませんけどね・・・


2009年8月18日火曜日

交通遮断機の設置事例



新見市内にある、当社オリジナル製品の交通遮断機(HN-1)の設置事例です。

大雨でしばしば冠水するため、緊急時には道路を全面通行止めするようになっています。
道路幅が広いため、両側から遮断機を手動で降ろします。

降ろした状態

最昔はよっぽど大型の台風でもないとこれを降ろすほどの事態にはならなかったのですが、最近では異常気象のため、意外と活躍する機会は多いようです。


標識(看板)2枚が、スライドして中央に移動します。(通常は、「通行止め」のみ1枚)


高速道路の忘れ物

とあるサービスエリアのトイレの張り紙。
よーく考えると、何か不思議。
てか、どうやって帰った?

2009年8月17日月曜日

自然薯の花!






我が社で栽培しているジネンジョの畑です

自然薯も花が咲くんです。
ほとんど花弁が開かない、小さなかわいい花です。



触ると、なにやらネットリしています!
さすがは、ジネンジョの花です。


むかごも出来てきました!










2009年8月12日水曜日

津山城について

復元された備中櫓。(一眼レフにて撮影)

我が津山市には、観光資源がない、というのが津山市民の声ですが、いやいやそんなことはありません。「津山城」という素晴らしい文化資産があるではありませんか。

津山城は、「森忠政(もりただまさ」というマイナーな戦国武将が建てたために、有名ではなく、春の桜まつりの時期以外には、訪れる人もまばらです。
さらに、津山市民が、「津山にあるくらい(!)だから、大したものじゃないんだろう」的な思いがあり、他の土地の人や旅行者にそのすごさを知らしめていないのです。

考えてみれば、これはかなりもったいない話です。

三大平山城、と言えば、皆さんはどのお城をイメージされますか?

熊本城・姫路城・それから???

三番目が出てこないのではありませんか。

実は、この三番目には津山城が当てはまります。
ていうか、他の二城を抑え、堂々の一位を獲得してもよいくらいなのです!
確かに、津山城は明治維新になってからすべての建物を取り壊され、現状では石垣しか残っていません。(備中櫓のみ、平成17年に復元された)

しかし、往時は櫓の数は60にものぼり(名古屋城25、江戸城34、熊本城57、姫路城61)全国の城の中でもトップクラスだったのは間違いありません。
その櫓や建造物が、あの狭い鶴山の全山に所狭しと凝縮されて林立している姿は、復元されたコンピュータグラフィックを見ると圧倒されてしまいます。