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岡山県津山市の建設業(山陽ロード工業)で、日々仕事をしております。
コンクリート補修工事・鋼構造物補修工事・区画線工事・ビゼンソイル販売・農作物(自然薯)の販売

2009年11月30日月曜日

現場の気づき

クレームや、トラブルが現場で起こったとします。

対処療法で解決することは簡単ですが、根本的に解決する=もう起こらないようにするためには、問題の本質がどこにあるのか、を知らなければならない・・・。

現場の担当者がそれに気づく、ことが重要ですよね。

まず、気づくことができれば、それを修正することは簡単だと思います。
ただ、気づいてもらうことが難しい・・・。

そう思っていたら、今朝若手の社員が、夜間工事において起こったトラブルについて「気づき」を述べてくれました。

トラブルとは、レンタルした機械が現場で作動しなかった。というものですが、いろんな問題点が潜んでいるな、と。

まず、一番その機械の扱いになれている人間が、ちゃんと機械が作動すればいいか、前日に確認すべきであったにも関わらず、他の人任せになっていた。

誰が、どのタイミングでチェックする?それで、エラーが出たらどうする?

現場の責任者はそこまで決めて、実行しないとダメだよね。という話をしました。立ち話ですけど。

この立ち話って結構いいかもですね。別室で、時間を使って、となると構えるし、どうしても時間がないから打ち合わせはしない、となる。

あと、一番重要な問題かもしれませんが、上に立つ人は社員から「話しかけられすい雰囲気を持っていること」が重要だと思いますね。。。
この前から、うっとおしいくらい、社員にコストや仕事の姿勢のことを言っているので、どうかな〜と思っていましたが。うれしいですね。

どっちかというと、忙しい時は、「話しかけるなよオーラ」を発することがたまにあるようなのですが・・・。
だから、気持ちを楽〜にして仕事をするようにしています。最近では。

あせらない、っていうのもこのことかもしれない。



2009年11月25日水曜日

頂はどこにある?

先日ですが、社員から「これを読んでくれ」ということで、始めて本をもらいました。

僕はそもそも本が好きなんですが、社員から本をもらうようになるとは思っていませんでした。びっくりしました。
こういうの、何かいいですね。決して押し付けではなく、考え方の共有ができるじゃないですか。

その本のタイトルが、この「頂はどこにある?」です。

10年くらい前に、「チーズはどこにある?」という本がブームになりましたが、その作者の人の作品です。

今回の主人公は、「谷に住む」向上心のある若者、ということになっています。

若者は、自分の住む「谷」の世界とは違う「山」の世界があることは認識していた。
しかし、どちらかというと現状に満足しており、周囲も「山に登るなんてとんでもない、やめとけやめとけ」というような態度であった。

現状に疑問を持った時から、若者の旅が始まる。

その疑問とは、

・このままでいいのか?
・今は幸せかもしれないが、それは自分が本当に望んでいるものではないのではないか?

という漠然としたものであった。

決心し、足を傷つきながら山に登った若者は、そこで「幸せな成功者の象徴である」徳の高い老人と出会い色々な教えを受けるという内容です。

まあ、端的に言えば、「人生は山あり谷あり」ということですな。
自分は谷にいるのか、山にいるのか、それとも上り坂?下り坂?

社員がこれを読んでの僕に渡したメッセージは何だったんでしょうか。

これを読んで、社員と話をしました。が、具体的なところまでは行き着いていません。

結局、こうなんだろうな、と思うのは、

「山の上に登ることはできても、山の上にとどまっておく準備を十分にしておかなかったものは山の上に長くとどまることはできない」

つまり、

「山の上に居る」=「成功した状態を保つ」そのためには、基礎体力がいるということです。


僕の性格上の欠点からして「慢心」があります。あと詰めがあまいっていうこと。
7割がたゴールが見えると「もうめんどくせえ」ってなる。それだと、本当の頂に登ることはとても出来ないし、何かの援軍の力で上がっても、自分の力だと思って慢心してしまうと、すぐに滑り落ちてしまう。

基礎体力を鍛えたい。それは、自分の精神力です。
同時に、いろんな人の力でここまで出来ているということに感謝し、ご恩返しをしていくこと。

それは、社員にも対しても感謝ということですね。あせっても、自分の力で出来ることなんてたかが知れている。

特殊能力なんて持ってないんだから。


2009年11月19日木曜日

金城町の石畳

沖縄本島は北から南まで行き尽くした感がありましたが、行きたいと思っていていけていなかったところがありました。

沖縄本島は、北から南まで大抵行きつくしたと思っていたのですが、那覇の市内に是非行ってみたいところが残っていました。

首里城の近くにある「金城町の石畳」です。


道マニアとしては、是非押さえておかなければならない場所でしょう。

前回、訪沖した時には時間がなく、車で前を素通りして「おっしゃ、見たことにした(泣)」と自分自身を納得させたので、今回は今考えているビゼンソイルの土舗装の新たな進化バージョンのネタ作りに、「仕事で」行ってきました。あくまで、「仕事」です。勘違いされないように。

琉球王朝時代に作られ、
500年の長きに渡って、風雨や人の往来に耐えてきた琉球石灰岩の貴重な石畳だそうです。なんと車が通過してます。何ともないんでしょうか??

説明書きには

「石畳に落ちた雨水は特別に加工された土床により、吸水、浸透、濾過される。また、瓦れき、砂利等を敷くことにより、スーフカと称する用水溝へ注がれ、任意の村井(ムラガー:共同井戸)へと誘導される。」

と書いてあります。



これって、今求められている保水性舗装の元祖ではないんでしょうか??
アスファルトやコンクリート舗装よりも機能性にすぐれ、耐久性もあり、環境にやさしい。世界中の道がこんなコンセプトで作られたらいいなぁと,夢想します。

今やれば、確かにコストはかかるかもしれません。大量消費時代にはこんなのは割にあわなかっただろうなと思います。しかし、見てください、石と石の間からいい感じに草が生えています。


これこそ道が自然と共生している=息をしている舗装という証拠です。しかも、汚い感じではなく、すごく調和してます。

「ビゼンソイル」もこんな形の舗装材としての活用ができればいいな、と改めて思いました。

2009年11月14日土曜日

沖縄にて・・・沖縄そばの名店

仕事で沖縄に行ってきました。
2年ぶりです。いつ来ても本州にはない独特のアジアンな雰囲気が大好きです。

今回、滞在したのは、「那覇市」。

那覇であれば、有名な観光地である国際通りをイメージしますが、その脇道の平和通りからさらに奥に入りこみ、観光客が絶対に行かないであろうマニアックな路地裏を通り抜けたその場所に私が大好きな「沖縄そば」の名店、「田舎」があります。

ここは普通の「沖縄そば」と違い、石垣島発祥の「八重山そば」のお店であります。麺もかなりごわごわしていますが、スープ、麺、どれをとっても最高にうまいです。おそらく、本島では一番おいしいでしょう。

通常はここは「ソーキそばの店」と看板でもうたっているように、ソーキそばがメインです。
ソーキとは、豚の軟骨あばら肉を長時間煮込んだもので、その油が麺とスープにしみ込んで、絶妙な味わい深さなのであります。
これが、350円。こんな値段でいいのか?と思ってしまいます。

今回は敢えて「てびちそば」というメニューに挑戦いたしました。
「てびち」とは、豚足を長時間煮込んだものです。僕は中華料理の豚足は苦手ですが、沖縄の「てびち」はくさみが全くなく、ゼラチン質と豚肉のうまみを堪能することができます。

「てびちそば」(大)650円。

大は、てびちが2個ついて、多分、そばが3玉くらい入ってます。
一生懸命がんばって完食いたしました!

至福でした・・・沖縄料理万歳!の瞬間ですね。

東京、下町の路地裏にて


僕は、職業柄なのか、「道マニア」いや、もっというと「裏路地マニア」でもあります。
なぜ、路地裏が好きかというと、飾らない、その土地の生の生活感に接することができるからです。

中小企業展の準備が終わってから月島へもんじゃ焼きを食べに行ったのですが、これぞ「東京の下町」という風景に出くわしちゃいました。

今なら、消防法の関係でこんな狭い路地は絶対に出来ないので、これは世界文化遺産といってもいいくらいの風情がありました。

いいな〜この「道」シリーズ、続けようかな。

横浜の市街地で発見!天然の自然薯


なんと、横浜で自然薯を発見しました。

葉っぱがなんか似てるな、と思ったら、ムカゴが付いていました。
知り合いの実家の庭だったのですが、「知らなかった」とのことです。こんな都会でも自生することがあるんですね。

いやあ、掘って食べてみたいですね。皆さんのお家にもひょっとしたら密かに生えているかもしれませんよ??



中小企業総合展2009inTOKYOに行ってきました。

11月4日から6日まで、東京ビッグサイトで行われた「中小企業総合展」に参加し、「固まる土 ビゼンソイル」を出展いたしました。
今回は、「CO2削減舗装」をテーマに、環境をキレイにする土を使った舗装をもっと提案しましょう、ということでブースを構成いたしました。
「CO2削減舗装」とは、結構チャレンジングなテーマですが、本当にコンクリートに比べて、13分の1程度にまで温室効果ガスを削減できるので、敢えて掲げてみました。

やはり予想通り、政府の「Co2 25%」目標を受けて大方の反応はよかったです!

3日間でなんと来場者は4万人だったそうです。
サイトウプリントの斎藤社長にもお手伝いいただきました。

てか、一人で店番してたら結構キツいです。

4日間たちっぱなしで足がくたびれましたが、充実した出展となりました。
お越しいただいた方には、本当に感謝いたします。

2009年11月2日月曜日

新しい経営年度がはじまりました

おはようございます。


我が社は、今日から新しい経営年度が始まりました。
日頃、お世話になっている方々には、お礼を申し上げます。

我が社は地方にありながら、技術力で全国に発信する建設業を目指していきたいと思います。
現在の政治状況を考えますと、特に地方の建設業には、逆風が吹いているとしか考えられません。しかし、やり方、とらえ方次第ではチャンスが生まれるはずです。

一昔前は、地方の建設業者が全国に物申すなど、鼻で笑われるような時代もありましたが、現在ならば、ITや人の輪を駆使してそれが可能です。

今年は、その新たなスタートの年です。
テーマは、「日々前進すること」
「これでいいや」と成長を止めたら、「やっぱり無理だ」とあきらめたら、他社が追いかけてくる。
何がよいか、不明確、不明瞭の時代だからこそ、来たチャンスには全力でチャレンジしてみたいと思います。